【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「今年は”シメ”から始まったみたい」

※何てぇ暗い年明けだ。個人としては元旦の朝から1時間半程の雪掻き。(流石に元旦の朝から業者に頼むわけにはいかない)。夕方には平穏だった能登の元旦を、地震が切り裂いた。さらに、2日の夕方にはJAL514便と海保機の衝突事故が、お屠蘇気分を吹っ飛ばした。

 

(衝突事故痕。窓に羽毛が張り付いてる。衝撃は如何なるのものだっただろう?)

 

※今年及び近い将来のさわりを垣間見たような年明けだった。数千年に一度と言われる能登半島地震が切り裂いた大地の惨状。未だに全容は明らかになってないが、少しづつ被害が明らかになってきた。地域の全てを崩壊させた過酷な災害に目を覆いたくなる。

 

(実は20代前半、和倉温泉のホテルに勤めてた事もあって能登には特別な思いがある。また、飛行機事故ではシカゴ空港で「衝撃防御姿勢」を摂らされて、「自分ももうこれまでか」と思った恐怖の記憶が蘇ってくる)

 

(事故で済むのか、済まないのか?羽田事故と絡めて考えちまう)

※心が痛む事故は5日の我が家でも。小鳥の窓への衝突事故が。今回は「シマエナガ」じゃなく、スズメ目アトリ科渡り鳥”シメ”みたいだ。すでに眼を瞑ってる。脱糞もしてる「今度は駄目か?」。友人はつっけんどんに言う。「ダメなものはダメさ」。

 

(小鳥の生命は、ウクライナ戦争やガザの進行における人間の命を考えさせてくれる)

 

※が、矢張り放ってはおけない。小さな脈を打つ身体を手で包んで水を与える。・・・と、飲んだ。素晴らしいっ!今回も大丈夫かも?・・ベッドと水を用意してる間に「シメ」はデッキから居なくなってた。生き返った!暗い気持ちが少し救われる。

 

(ウレシイ無駄となった)

 

※が、「シメ」にとっちゃ、羽田事故や能登半島地震と同様の青天霹靂だったに違いない!本来ならば「締め」は最後の行事の筈なのに今年は元旦から「シメ」が始っちゃった。やれやれ。只でさえ大混乱が予想されてる一年なのに・・・今年はどうなる?

 

※ともかく、日毎に膨らんでく災害犠牲者及びご家族にお悔やみを申し上げると同時に、被災者の方々に一日も早い日常が戻ることをお祈りするばかりだ。神様、どうぞことし一年、いや、これからも地球の生物に、生きやすい平和な世の中を・・・。

 

                  ★

※遅ればせながら謹賀新年。今年は世界中が選挙の年。台湾、ロシア、インドネシア、韓国総選挙、アメリカ大統領選・・・大・中・小さまざまな【地殻変動】が予想さる。気候変動、地震、AI同様、どうにもならない力が世界を動かしてる。人類には新しい思想が必要なのかもしれない。本年もご愛読よろしくお願いします。