【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 「金太郎飴化石」!

何ヶ月ぶりだろうか、雨である。しかも、春雷を伴って激しく降ってる。
こんな日は、家の中でアームチェア・トラベルを楽しむに限る。恰好の材料もある。200万年前へのタイムトラベルである。
写真の「金太郎飴化石」は、一体何の化石だろうか?動物の骨のようにも思えれば、単に水成岩が同心円状に固まったようにも思える。
何れにせよ、何百万年かの時間は経ってるだろう。その間、地球には何が起こっていたのだろう。
「SF(サイエンス・フィクション)は、未来へのロマンだ」と言った作家がいた。だとすれば、「考古学は過去へのロマンだ」と言えないか。
地球はなぜ出来たのか?生命はどこから生まれたのか?なぜ進化が必要だったのか?なぜ雌雄を必要としたのか?
雨の日のアームチェア・トラベルは、さまざまな宇宙へ旅立たせてくれる。

草食系男子も、肉食系女子も、さらには猛獣系オバサンも、たまにはアームチェア・トラベルに旅立つとよい。
忙殺されてる日常と違った風景が見えてくること請け合いだ。
まぁ、こんなことを呟いてる身は、博物館行きの絶滅危惧種なのかもしれないが・・・。