【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 ヒッチコックの「 鳥」!

ふと「鳥」という文字が眼に入った。新聞のラ・テ面を眺めていた時だ。監督ヒッチコック(1963年製作)とある。当時名作として名高かったこの映画を、恥ずかしながら観てなかった。何してたんだろう?
見逃すわけには行かぬ!テレビの前に陣取ってチビチビ飲りながら観始めた。
最初はワクワクしてたが、途中から段々怖くなり始めた。
というのも、実際に鳥(カラス)に襲われる体験をしたからだ。巣のある木に近づいたからだろう、カラスはモーレツな威嚇の後襲ってきた。当方、それに応戦したのが悪かった。

玄関を出るたびに、二羽で襲ってくる。終いには、隣の家に出かけるのに蝙蝠傘を差していかざるを得なくなった。こうなるともはや、カラスの声を聞くだけで鳥肌が立つ。
心胆寒からしめる恐怖が映像を通じて伝わってきた。
裏山はカラスのネグラである。毎夕湿原から何百羽と言うカラスが帰ってくる。まさしく「鳥」の映像と同じシーンが、目の前にある。
これらが何かの拍子でヒッチコックの「鳥」に変身することはないだろうか?集団で襲ってくることはないだろうか?「鳥」の映像はそんな不安を掻き起こすほどリアルだった。
いやぁ、テレビ観なけりゃよかった。

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