【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 新燃岳噴火!

40kmほど北にある雌阿寒岳が今日も真っ白な噴煙を上げてる。
このところ山のカムイ(神)の不満は収まってるが、いつ不満が爆発するかは、カムイが知るのみだ。

だが、南西の宮崎・新燃岳では、高天原の神が不満を爆発させ続けてる。地元の恐れと慄き、不安と苦労は如何ばかりかと心が痛む。
映像で観る新燃岳周辺はまるで汚れた雪山と化し、屋根や道路や畑に積もった火山灰もまるでグレーのブリザード後のようである。しかし、火山灰を雪と比較するのは不謹慎かもしれない。
確かに雪掻きの大変さはハンパじゃない。だが、雪は火山灰より遥かに軽いし、しかも、季節を耐えさえすれば融けちゃう。火山灰は雪よりも遥かに厄介だ。

(写真は去年1月9日撮影、今年はこんなに降ってない)
噴火はいつまで続くのだろう?あの大量に降り積もった火山灰は、何処に捨てるのだろう?大雨になったら山を覆い尽くした火山灰や火山礫が土石流とならないだろうか?
高天原の神様、一刻も早く不満をお納めください」そう祈るしか術がないのが、地上の王者として振舞う人間の現実だ。
高原町都城市、周辺の皆様、何とかこの危機を乗り越えていただきますように・・。せめて思念だけでもお届けします。