【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

グループホーム慰問!

こんな時に、と言うよりこんな時だからこそ、以前から決まってたグループホームを慰問した。
慰問したバンドはノース・アイランダース。写真でもお分かりいただけると思うけど、ハワイアンバンドである。釧路市阿寒町在住のミュージシャンが集まった。

慰問先は阿寒町「和(なごみ)の里」というグループホーム。入居者は1階、2階合わせて15人以上いる。
敷地内に付設された「喜楽」というレストランで演奏を行った。驚いたことに、なんと地域の住人も合わせて40人以上が集まった。
演奏曲目は♪知床旅情、いい湯だな♪など全員が合唱できる曲を中心に、モチロン♪Blue Hawaii、Beyond the reef♪など、ハワイアンの曲も入れた。
音楽療法には「動」(歌ったり、演奏したりする)と「静」(ひたすら聞く)の両方がある。それをプログラムしたのである。
手ごたえはスゴかった。これまで500回を超えるステージを経験してるが、トップクラスだったと言っていい。施設の関係者によると、全員が最後まで歌ったり、聞き入ってたりしたのは初めてと言うことだった。
ピッタリ一時間のプログラムを終了した時、「アンコール!」が飛んできた。小学校唱歌の♪ふるさと♪を演った。
歌詞カードなどなくても歌えるに違いないと、思ったからだ。そのとおりだった。♪ふるさと♪ みんな大きな声で歌ってる!世代も地域も超越するいい歌だ!きっと、自分のふるさとを思って歌ってるに違いない!
最後に、入居者達がこさえてくれた“銀メダル”を首にかけてもらった。握手をしたら実に力強く握り返された。改めてコチラが感動した。
東日本大震災。いまだ避難生活を続けてる高齢の被災者たち。距離は離れてるが、この慰問は少しでも彼らの応援や支援になっただろうか?
元気付けたいという一生懸命のキモチが、本大震災の直接被災者にも、間接被災者にも波動となって届いてくれればいいんだが…。
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