【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 再生!

いきなり夏日になった。木に架けてある寒暖計が26℃を指してる。そうなると植物も動物も人間もジッとしてはいられない。
(わずか二日で一斉に咲いたスミレ)
タラノメ、ヤマウド、フキなどの山菜は大地のエネルギーを噴きだすように山にあふれ、人々はそのエネルギーを頂戴すべく、ドッと野山に繰り出す。
子供達だって同じだ。4クラス、わずか115名しかいない阿寒中学校の生徒達は、冬の間溜め込んでたエネルギーを今日の運動会で一気に吐き出してる。冬に比べて格段に動きがいいのだ。

(かつてはもっと、もっと、大勢で、大掛かりだったという)
考えてみれば、北の国は秋に一旦死亡し、春に再生する…そうしたサイクルを毎年繰り返してるのかもしれない。
いや、北の国ばかりじゃない!今回の大震災を含めて、地球と言う生き物は何百年、何千年、何万年という生のサイクルを繰り返してるのかもしれない。
久々に聞く子供達の歓声を耳にしながらそんなことを思った。
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