【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 アイヌネギの母子手帳っ!

※日本の「母子手帳」が海外で注目されているという。ことに発展途上国では、次々と取り入れる国、地域が増えてるという。だが、日本だってそう威張れたもんじゃない。

(雪解けを待ち構えたように。発芽発見、4月10日)
※日本が導入したのは1937年。「産めや増やせや」の時代の人口増加政策の一環だったというから、結局は子供を労働力や将来の戦力として管理しようとしたんだろう。
※そんな母親が付けるような母子手帳を植物で記録したらどうなる?1週間ほど前から個人的実験を始めた。北海道の春の使者アイヌネギ(ギョウジャニンニク)の成長記録を残そうと思ったんである。

(4月13日。発芽3日目。少し力強く)
※まだ雪が20cm程残る頃から、頻繁に裏庭へ出かけた。と言っても裏山裾に移植したマイアイヌネギが生える場所である。雪が消えたのが4月8日。すると何と10日には発芽を発見した。
※その後は、毎日定点観測の日々。14:00に50mほど歩いてシャッターを押すだけだ。幸い、連日晴天。ついに発芽6日目を迎えた。堂々たる成長である。

(4月16日。発芽6日目。うん、立派に育ってる!)

(4月17日。発芽7日目。う〜む、青年期に入り始めた)
※元々枯葉を突き刺して芽を出すほど生命力は旺盛だが、この大きさぐらいがイチバン勢力が付く!と、採って帰る天婦羅派も多いが、ウチのは1度も採取したことがない。

(4月18日。発芽8日目。一昨昨日、一昨日は最高気温が20℃を超えた)
※今年は観察・記録に徹しようと思ってた矢先、友人が採ったばかりのものを届けてくれた。今年は行けないと思ってたので、バンザ〜イ!
※それにしても、成長記録はいろいろな知識や生き様を教えてくれる。それは子供の成長記録と言うより、むしろ両親の成長記録になるといってもいいんじゃないかっ?


(4月18日。別株はこんなに大きく成長してた)



※アベシンゾー及び安倍昭恵は、間違いなく自らの成長記録を置き去りにしてきたといっていいだろう。母子手帳を付けたこともなければ、それによって思索させられたこともないんだから、フツーのオトナにはなれないんだろうなぁ。
(自分たちも母子手帳を付けたことがないので、他人のことを言えた義理じゃないけど…。)
※トランプの最初の妻が近々発刊する回想録にも、トランプは子供の面倒を一切見なかったと暴露されてるそうだ・・。似たもの同士かぁ・・。

★写真はいずれも各日14:00。定点観測。
続編も書きたくなっちゃう母子手帳だ。母親たちの気持ちがわかる!