【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

梅雨が明けても冷涼湿潤っ!

※29日、関東甲信地方が梅雨明けしたようだ。平年より22日早く、昨年より7日早いそうだ。関東甲信地方の6月の梅雨明けは史上初、とのこと。が、当地は“蝦夷梅雨”真只中だ。


(コウリンタンポポ外来種


(釣鐘草かホタルブクロの一種みたいだが、何の花?)

※冷涼湿潤、大雨、霧雨が続く。鬱陶しいモヤモヤ感。このモヤモヤ感は、サッカーワールドカップサムライジャパン」の一次リーグ突破、ベスト16進出となんだか似てる。

※が、重苦しさじゃそんなものと比較にならないのが、永田村だ。もはや1年半近く続いてるのに、一向に晴れない。先週の安保法制訴訟後の講演を聞いたらと闇がもっと深くなった。


(超緊急出版「自民党改憲案にどう向き合うか」現代人文社刊)

※講師は名古屋学院大経済学部 飯島慈明教授。講演タイトルは「自民党改憲案」にどう向き合うか」。


飯島教授は『戦争をしない、軍隊を持たないという憲法9条は世界の宝』(沖縄平和運動センター長山城博治氏)とした上で政権が進める改憲案の危険性について語る。
※その主なポイントは、
➀9条への自衛隊明記の問題(世界中で武力行使をさせられる→やがて徴兵制へ)

➁緊急事態条項(戦争遂行のため、反政府的言動の弾圧のため)
➂教育環境の整備(教育内容への国家権力の介入を正当化→教育環境の悪化)
➃「合区」解消(参議院の役割の変更→自民党のための改憲改正)
そして最後に力を込めて強調した。

※「国民投票を殆どの人が間違えて捉えてますっ!改憲手続法と柔らかく言い換えられた国民投票プレビシット)は、ヒトラーナポレオン1世、3世など権力者が利用する手法で、決して主権者の意思を問うものじゃなく、自己の地位や政策を国民意思として悪用します!


※「これだけはさせてはなりません。国民投票をさせてはならないのですっ」そう言えば、政権は「国民の信を得ている」をやたらよく使う。


(サクランボを食べに来たカラスと対峙するクルル。睨みつけてる)

※そう、ヤッコサンらが常套手段で使う「信」をまともに信じちゃならない。国民投票をさせないためにはどうしたらいいかっ?


(カラスが逃げても追及は決して止めない)

それこそ一人一人が考えねばならぬ!何しろ、史上例のない「悪徳内閣」なんだから…。

★日本のサッカーWカップが終わった。誤解を恐れずに言えば、少しホッとしてる。この一か月間メディアは、“W杯狂想曲”一色で国民の痴呆化を煽ってたからだ。
★その間に、政権腐敗問題や孫子の世代に及ぶ重要法案がこっそりと、しかも次々と成立に向けて動きだしてた。やはり政権は“一億総白痴化”の機会を見逃しはしない。サッカーに浮かれてるうちに自分の首を絞めることこそ、熱狂的に議論すべきだろう、ね、皆さんっ!