【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「正の史上初」

※先週の札幌の異常気象には流石に驚いた。寒さのピークの筈の2月中旬に、何と2日続きで+10℃を超えたという。「史上初」だそうだ。ま、流石に翌日からは急降下、平年並みに-10℃に。釧路は大雪ではなかったが、久しぶりに枯れ木に雪の華が咲いた。

 

(サラサラと軽い雪だったがそれなりに降った)

 

※雪掻き後ホッと一息、道新に目を通してたら、「水素ストーブ」なる見出しが飛び込んできた。「水素をストーブ化」?実は40年程前に「未来の科学技術」(本のタイトルは覚えてない)的な一冊をシャカリキになって読んでたことがある。

 

※その本の監修者は松井孝典(まついたかふみ)千葉工大学長。AI、医療技術、などの外爆発しやすい水素を燃料する話が載っていた。重水素に圧力をかけて金属の分子に水素を吸収させ、その金属棒から、水素を徐々に取り出し燃料化すると書いてあった。

 

 

※科学的基礎知識0の自分にはよく理解できなかったが、道新記事の内容をよく読むと「トヨタの水素燃料自動車」の知見を活かした長さ50cm、重さ7㎏ほどのカートリッジの「水素吸蔵合金」に、900ℓの水素を貯めて約一時間燃焼するという。

 

(風が吹くと細かい雪が落ちたり、舞い上がったり、見通しは悪い。が、きれいだ)

※煙突は不要。ストーブの上部から水蒸気が出るため加湿効果もある。まさにSDG’sの新兵器じゃぁないかっ!同じ「史上初」なら負じゃなく正の「史上初」でありたいね。