【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「読唇術」

※クルルは、「釣り竿の先に小鳥の羽を付けた猫じゃらし(「チッチ」と呼んでる)」が大好きだ。「チッチやろうか?」と声を掛けると、眠ってても飛び起きて大騒ぎになる。しっかしここまで進化するとは・・・夢にも思わなかった。

 

※きっかけは先日、声を出さずに口を窄めてエア「チッチ」をやったことにある。すると完全理解の反応を見せた。偶然かな、と思ってその後何回も繰り返したが矢張り完全理解の様相。さらには唇をエア「チッチ」にすると、猫じゃらしに視線を移す有様だ。

 

(口を窄めて、エアー「チッチ」と話しかけた時のクルルの表情。左にあるのは「小鳥の羽猫じゃらし」)

 

※幼児期に罹った脳炎の後遺症で聾啞者になった叔母は、手話は勿論、「読唇術」も特技だったが、クルルも完璧な「読唇術」を学んでいたようだ。療法食と飲み薬で特発性膀胱炎から回復しつつあるクルル。飼い主としては二重の歓びになった。

 

※この一週間、真冬日が続いている。降雪も少量だが毎朝ある。ともかく「何とか明るい春を迎えたい自分にとって、クルルの回復基調と「読唇術」習得は朗報だ。猫の凄い能力に驚いてもいる。さぁ、クルル、(口を窄めて)エア「チッチ、チッチ」。

                 ★

※辞書を引くと「読唇術」の隣に「読心術」がある。クルルが「読唇術」だけでなく「読心術」をも駆使してるとすれば、ぜひ、その能力を自分にも与えてもらいたい。そうすれば、邪悪プーチンと無関心ロシア人達の脳内を覗くことができる。メディア報道や専門家の見解よりも、遥かに真実に近付ける筈だ。