【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「三寒四寒、やれやれ」

※地球は激しているらしい。海外から、本州から、異常気象ニュースが頻繁に届くが、当地も例外じゃない。この1週間ほどは、冬将軍の制圧下に置かれてる。ともかく風が強烈だ。殆ど毎日雪が降るのだが、その雪が舞い上がり、ホワイトアウトになる。

 

(暴風雪だったり、翌日は晴れ上がったり・・・極寒疲労が溜まってる)

※住民は毎日雪掻きに追われ、慣れてるとはいえ、流石に疲労困憊の色ありありだ。本州方面じゃ「三寒四温」、希望も見えて来ようが、当地じゃなかなか先が見通せない。いまのところ「三寒四寒」というのが天気予報の現実だ。

(窓の反射光が不思議な光景を浮かび上がらせる。先人たちの太陽信仰の意味が分かる)

※そう言えば爆弾低気圧によるホワイトアウトのため、9人の命が奪われたのは11年前の3月2日午後だった。中でも娘を護るため防寒着替わりとなり、翌朝凍死状態で発見された父親のニュースには(現地を知ってるだけに、娘が護られただけに)涙が止まらなかった。

(物置には久しぶりに太いツララが・・・)

※だが、1月ほど経つとこの冬将軍は撤退した。多大な犠牲を強いながらも春は来たのだ。その意味で、春が来るのか、来ないのか、見通しの立たないウクライナやガザは悲劇だ。「三寒四寒」どころか「三寒永久寒」にならないことを切に願う。

 

(雪掻き中、見たジェット雲。どうしても攻撃機に見えちゃう。ウクライナやガザを思わずにいられない)

(クルルは、外が暴風雪でもおくつろぎ中)

                  ★

     願うだけじゃだめだ。募金の外、何かできることはないのか?無力感に苛まれる。