【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

化石発見!無知には鞭!

「アレッ?チョッと待てよ!」
ウォーキングで舌辛川の川岸に立った時のことだ。
足元になにやら貝の模様を付けた直径30cmほどの石がある。
顔を近づけてみる。やはり…、「化石だ!」
参ったなあ、貝塚の画像などでよく見る化石がこんなところにある。
カメラを持っていってたので、すかさず写真を撮る。
もう一度目を凝らして見る。どうやら内部にもまだ化石がありそうな気配。
石を持ち上げて、他の石にぶつけてみる。するとパッカリ割れた。
で、その中から飛び出してきたのが、写真の貝の化石!

あまりの完璧な化石に、驚いてしまった。と、同時に後悔した。
もう少し知識があったら、割らないで持ち帰って、考古学など
やってる人に調べてもらうべきではなかったか?いや、そうすべきだった。
そうすればもっと完璧なカタチで残ったはずだ。
人生63年、初めて化石を発見した興奮と、徒歩わずか5分の場所に
化石が存在する場所に住んでる喜びで、頭が回らなかった。
こんな無知や粗暴な振る舞いが、貴重な地球の遺産を破壊してしまうのだろう。
無知は罪だ。自分の「無知に鞭!」
かなり落ち込んでる。