【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ばんえい競馬考3」!

▼「さあ、各馬一斉にスタートしました。横一線の展開、オッと、4番のカネダイジンが出てきた。続いて6番ワタシハキレイ、さらに3番のホッカイパワー。さあ、ばんえいポイント(第2障害)を超えた!おっと、ナリタダイヤが刻んでる!(息を入れること)さらに、カネダイジンもつまってる(ゴール前で止まる)!その間にホッカイパワーがゴールに入る、ゴールに入った!3番が勝った、勝ったのは3番だぁ〜ッ!」

▼1980年代から名調子の実況で「ばんえい競馬」を盛り上げてきた井間博が、3月26日で引退した。HTBではその名調子と、ファンの多さを紹介し、引退を惜しんだ。
▼それから2週間。4月15日に、帯広「ばんえい競馬」の2012年年度シーズンが開幕した。前年度の開幕日より5割増し、2025人のファンが迫力のレースを楽しんだという。初日の馬券売り上げは前年度より7%減、6200万円だったそうだ。
▼今年の馬券売り上げは、前年度並みの103億円を見込んでるらしいが大丈夫だろうか?

▼そこで提案だ。タイのお祭で、象にさまざまな飾りをあしらうように、「ばん馬」にさまざまな飾りを施す。化粧をする。橇もきらびやかなリボンなどで飾り立てる。そして競馬場全体を遊園地風に仕立て上げる。そんな「ばんえいフェスタ」を3ヶ月に1回は開催したらどうか?小学校の体験学習の場にしてもよい。修学旅行だって受け入れる…。
▼エッ、それじゃもともと「力比べ」だった「ばんえい競馬」の本質がなくなっちまうじゃないかって?う〜んそうだなぁ、その通りです。提案は撤回します。でも誰か、活性化のいいアイディアないかなぁ…