【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

カモフラージュ!

※ナナフシ、タコ・・・昆虫や動物の世界は“カモフラージュ”(擬態・偽装)名人だらけである。ま、その多くは天敵から身を守るためのもの。例えば、写真のクヌギカメムシ葉隠れの術を駆使するが、あくまで鳥達から身を守る守備的なカモフラージュだ。

(流石に名人、「ワタシはどこにいるでしょーか?」と聞かれても分らないっ!)
※一方、トラの縞模様など他を捕食するための攻撃的カモフラージュもある。また守から攻へ、両刀遣いのためのカモフラージュもある。そうなってくると、コチラは断然フクザツの様相を呈する。カメレオンの擬態などがいい例だ。

(右鉢の左上部にご注目ください。ワタシはここにいますっ!)
※だが、動物や昆虫のカモフラージュはそれでもシンプルだ。食物連鎖の頂点に立つ人間のカモフラージュとは比べようもない。言葉を弄する人間のカモフラージュは、奇々怪々、魑魅魍魎、幻術無限だ。ことに政治家のそれは、闇も恐れを抱く暗黒宇宙である

(ガチンコ100周年甲子園が開幕、ひたむきな球児達を応援するように堂々と咲いた)
※このことは、我がソーリのこの2年間の言動、さらに遡れば前回政権をポイと投げ出しながら、もう一度戻ってくる厚顔無恥が一番よく証明してくれる。「すべての責任はソーリであるワタクシにあります」と言いながら、責任を取ってる姿を見たことがないッ!

(何とけれん味ない堂々たる姿だ。カワユイっ!)
※TPP、原発憲法改正…「白を黒と言いくるめる政治」その実態は、アメリカから自身を守るための擬態なのか、それとも民を従えたい自らの野心達成のための偽装なのか…。ソロソロ、本心、本音を明かしたらっ?あっ、もともと、本心もないのかい?

★ソーリ殿、閣議決定しないと言ってた戦後70周年の談話が、結局は閣議決定されることになったね。このプロセスが何を物語るのか、実に不透明だ。ともかく不肖ワタクシは、貴殿に「国民」と言われたく無いッ!貴殿にそう呼ばれるのは不愉快かつ不名誉だっ!

ナガサキの式典では「非核三原則」の文言が盛り込まれた。個人的な談話から、閣議決定に変更された70周年談話でも、「侵略」「お詫び」が明記されるという。騙されちゃいけない。ようやくソーリと「日本会議」が狙う本丸がド〜ンと姿を現し始めた。「この道しかないっ」も「戦争法案」も、『憲法9条廃棄』の単なる“セル”(細胞)に過ぎなかったわけだ。
★心理学や企業のマーケティング戦略を担当してきたおかげで、戦略を立案する側に立つことができる。今回の企図は、「大事の前の小事をつくり、小事を上手に切り捨てて大事を達成する」だ。想定外だったのは「SEALDs」など、若者の思わぬ反発行動。鼻にも引っかけてなかった若者達に見透かされて目論見がハズレて慌てた。一方、若者は声を上げることで権力を動かせることに気が付いた。
★「戦争法案が、大事をカモフラージュして「ゴリオシ成立」しても、憲法9条の廃棄だけは許さないっ!」。若者よ目的をひとつにして、共通の敵に挑もうっ!