【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

死語事典に入れたい用語!

※飲み屋で「死語事典」をつくろうっ!と盛り上がったことがあった。もう30年も前の話である。当時の死語の代表格は「当たり前田のクラッカー」とか、「あっと驚くタメ五郎」「銀ブラ」など1960年代に流行った言葉だった。
※が、最近じゃ「ナウい」とか「チョベリグ」「マイコン」など、70年代〜80年代に流行った言葉も死語。「アベック」に至っては、死語よりも「冥途事典」に入るんだそうな。ただ、これらは全国区の死語だ。

(釧路の夕陽は世界三大夕陽のひとつだ。その夕陽が紅葉に朱を差した様に染め上げた)
※実は北海道単独で「死語事典」に入りそうな言葉があると、地元局が特集を組んだ。それは“観楓会”(かんぷうかい)。秋の社員旅行のことだという。北海道じゃ、秋に全社を挙げての宴会付き社員旅行を実施してきたんだそうな。
※ただ、最近では若者が社員旅行を嫌うのと、会社の経費節約、さらには団体旅行が減ってきたことから急減、もはや死語に近いのだとか。番組の中でコメンテーターは「北海道独自の文化が消える!」と残念がる。

※“観楓会”は、北海道農家の収穫感謝祭の名残りという説もありその意味じゃ東北の“芋煮会”に似てなくもない。“観楓”の2文字には北海道の燃えるような紅葉……大自然への畏敬と深い感謝、郷土愛が込められてる。
※初めて知った言葉だが“蝦夷梅雨”と言い“観楓会”と言い、地域の言葉には深〜い味わいがある。コメンテーターに言われるまでもなく、この文化が「死語事典」に掲載されるのはモッタイナイいっ。

(15日、初霜、初氷を観察した。例年より2週間早く、去年より1週間早いという)
※それよりもはるかに「死語事典」に掲載してほしい用語がある。『一億総活躍社会』!だ。この“なまら”チャラチャラした用語こそ、即「死語事典」に入れたい用語だ。エッ、力まなくってもすぐだョって?それもそうだなぁ…。

★番組は今年“観楓会”を開いた会社のドキュメンタリーだった。「初めての参加ですが、普段話したことのない方々と話ができて楽しかったぁ〜っ!これから必ず参加しま〜すっ」(22歳)など参加者の楽しかった様子が映し出されてた。
★“連帯”が大きな力を持つことを、肌で感じたに違いない!チョッと感動っ!SEALD'sは言うまでもなく、いまどきの若いモンに見習うべきことも多いっ!ところで、「アベ組長」っ!貴公は、どんな青春をお持ちかなっ?