【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 小春日和は続かないっ!

※よく小学校の試験問題で季節を問われる「小春」は、冬の季語。多少のニュアンスは違うのだろうが、同様の季語として歳時記には【小春日】【小六月】【小春空】【小春凪】【インディアンサマー】などが示されている。

(強風の中突然窓の外が灰色になった。舞い上がる落ち葉に混じって白いものが・・初霰だ)
※解説には【小春】:旧暦10月、ほぼ今の11月頃でぽかぽか陽気の日和が続く、とある。ならば初雪が降った26日、−8℃を記録した27日とは打って変わって、最高気温20℃になった昨日は、さしずめ【小春日和】と言っていい。

レンゲツツジの冬芽。早くも来春のためにしっかり準備してる。学ぶことは多い)
※・小春日の縁側なれば言ひやすし 渡辺 純 
歳時記にはこんな例句が載ってた。小春日の縁側は誰もがまったりするから、普段家族に言えないこともスルッと言える。小春にはそれほど人を和ませる力があるという句だろうか?(マチガッたらゴメンナサイッ!)
※ただ【小春日和】の後には何が待ち構えてるかは、誰もが知ってる。そう、冬将軍の飽くなき進軍だ。道東では昨年「○○十年ぶり」や「史上初」の文字が躍った。それだけに、冬将軍に対する警戒心は強い。

(陽に映えるオンコ(イチイ)の実。小春日和にはよく似合う。果実酒にする人もいる)
※一方、「どや顔」で中央アジア歴訪から帰国した「アベ組長」は、日本は恒久的に【小春日和】が続くとカン違いしてるようだ。安保法制、TPPは全部終わった!今後は「一億総活躍」だ、と記憶喪失症の顔になってる。

※冗談じゃないッ!安保法制は違憲問題、TPPは説明責任を果たしてないっ!

加えて軽減税率、伊方原発再稼働、辺野古代執行、名護市内3地区地域振興関連開発費の直接支出・・・多くの国民には【小春日和】さえ無いッ!
立憲主義や法治社会をシロアリみたいに蝕んでる当事者達が「どや顔」してる場合かっ!それとも何かいッ?維新の党の泥仕合など、だらしない野党の右往左往を笑いを噛み殺しながらほくそえんでる顔かいっ?