【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 【ホットハウス・アース】

「原子炉が臨界点に達しました」という言葉をよく聞く。「核分裂が始動」みたいな言葉と思っていい。要するに核分裂が持続的に開始し始める境目のことで「原子炉運転開始」のことだ

(オンコにだって臨界点はある。条件が整えば結実を始める)

※一般的には「ギリギリとなる 、極限に達する 、行くところまで行く」など、チョッと危うい言葉だ。英語じゃ「ティッピング・ポイント」とか「クリティカル・ポイント」と言う。

※例えば、伸びきったパンツのゴムが、ある限界を堺に突然、パツンと切れてしまう“点”のようなものだ。そう考えると世の中、ティッピング・ポイントがゴロゴロ転がってる。


(先のブラックアウトに懲りてソーラーラジオライトを購入。スマホ手回し充電ものOKスグレ物)

※先日の胆振東部地震もそうだし、危惧されてる南海トラフ地震も同じだ。溜まりに溜まった歪が耐えきれなくなって、断層を跳ね上げる!ダイナマイトも発火点になれば爆発する…・

※では、地球にティッピング・ポイントは当て嵌まらないのか?近年、「観測史上初」、「史上最悪レベル」などの世界中で起きてる異常気象。これはただの一過性の気象なのか?

(特集は20数ページに及び、連鎖するドミノ倒しの危険性を訴えている)

※NW9・18号は「ホットハウス・アース(温室化した地球)」(ホワイトハウスじゃない!ホットハウスだ!)特集を組んだ。温暖化のティッピング・ポイントを超えるとどんな対策を施しても歯止めが気かなくなるというものだ。

※米国科学アカデミー紀要(PNAS)が発表したこの論文、協定の排出基準を守っても温暖化が進行し、多くの土地が居住不能になると言う。なのにトランプはパリ協定からも離脱した。

(それにしても植物はしたたかだ。彼らは死滅しない。時をやり過ごすだけだ)

※ティッピング・ポイントを知らないバカが、権力を握ると、人類の破滅を導きかねない。日本でも刑事告発さえされてるトップが再三にわたって権力を握ると、戦争へのティッピング・ポイントは市民が見過ごしかねないっ!腰を据えて、イマジネーションを働かせて考えなければ、「ホットハウス・ジャパン現象」がやってくるのは近いっ!