【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「おやつ」

※暑いっ。ここんところ、阿寒でも猛暑日に近い日々が続く。しかも、信じられないことにこの気温、あと1週間は続きそうなのである。かつては、「夏は暑いほうがいい」と豪語してた自分だが、カラダが北海道仕様になってしまったのか、青息吐息だ。

 

(クルルも猛暑にダウン。食欲も減退。小水も便も減少。完全に夏バテしてる)

 

※冷たいものを食べたい!ふと、夏桃の実を思い出した。冷やして食べたら美味いだろうなぁ。(昔は冷蔵庫なんてなかったので、冷たいのを食べたことがない)で、早速収穫。「おやつ」として食べることにする。

 

(朝採りじゃなかった。熱帯夜が続いてるから朝も冷えない)

 

※そういえば、子供時代「おやつ」と言えばリンゴや、柿、サツマイモなんかが主体だった。日曜日や休日の午後3時頃、親や地域のおばさんから貰って食べてたような記憶がある。「夏桃」は、朝露が滴る冷えた実が中心だった。生ぬるい午後じゃない。

 

(子供時代の思い出を食べるようなもんだ、懐かしい味だった。今年はこれが最後・・)

 

※語源由来辞典に依れば、「おやつ」という呼び名は「八刻」(やつどき:午後2時~4時)に食べてた軽食のこと。江戸時代中期から始まった、と言うことだ。本来は大人のもので、芋などが多かったそうだ。お菓子なんかはなかったらしい。

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※え~い、歴史や理屈はいいやぁ。ともかく「夏桃」の冷えたのを食べたい。嬉しいことに、舌は「夏桃」のほんのり甘酸っぱい野の味とプチンと皮が割れる触感を覚えていてくれた。朝露で冷えた果肉の再現を果たしてくれた。や~い、暑さよ吹っ飛べ~っ!