【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 福田来ず、福来たる!

裏山の斜面に一点、黄色が光る。もしや!と思いその黄に向かって足を運んだ。
やはり!だ。福寿草が黄色の花を天に向かって広げてた。
去年よりはるかに早い。ここんところ暖かいからなあ。
見回せば一点どころじゃない。あちこちに咲いてる。
引き返して庭をチェックするとここにも50輪はあった。
東京からは一ヶ月半遅れだが、何と言う幸せな黄色だろう!
丹田のあたりがポーッと温かくなる。マグマがグーッと持ち上がってくる。
こんな嬉しい光景の中に身を置くと、
「阿呆ブッシュ」や「強欲ユダヤ」「ナメクジ福田」や「厄The小沢」・・・
ひねり潰して石臼にかけたい連中のことも一瞬忘れる。静寂で至福な時間。
「いろんな人に世話になってるけど、この生活選んでよかった」
「何時までも光化学スモッグと騒音の中で生きてる奴は可哀想だ」
「人間も光合成してる動物なのだから、太陽が必要だ」
翌朝、今朝。そんち感動をも一度朝から、と思って庭へ出る。
すると、あれは夢だったのか、福寿草の花が一輪も見当たらない!
「嘘だろ!」・・・そう、「嘘だった」。
福寿草は寒さから身を守るため花輪を閉じていたのだった。
太陽に向かって背伸びしたり、身を地締めたり・・・呼吸もしてる。
サハスーラチャクラがポンと開いた。
政治野郎たちめ、たまには自然と対話せよ!