【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

アイスランド化!

上京すると、知人、友人からよく「釧路の天気が気になってね」と言われる。「NHKの天気予報を見てる時「ああ、明日は釧路は雪だな!寒いだろうな」などど思ってくれるのだそうだ。何だか見守ってくれてるような気がして、正直、嬉しい!
で、その阿寒だが、今朝は−11℃まで下がった。いよいよアイスランド化の始まりだ。氷の欠けらを蹴るとキンコンカンと金属音が跳ね返ってくる。道路には氷が張り付き、スケートもできそうだ。
その雪道を見慣れぬ車が疾走して行った。
ふと目を遠くにやると真青な空に、雌阿寒岳から二条の噴煙が立ち上っている。「別の噴火が起こった!」。
慌ててカメラを持って表へ出た。300mほど先まで車を走らせる。先日撮影したポイントまで駆けつけると、前方に3台車が停車してる。その横に3人、望遠レンズを三脚で固定した男達がいた。どうやらカメラマンらしい。「この間は一条だったけど、今日は二箇所で噴煙が上がってる。まだニュースにはなってないけどね」
彼らはタンチョウや道東の自然を狙ってる、移住組のプロのカメラマンだった。
先日は気が付かなかったが、どうやらここが雌阿寒岳撮影のベストポジションらしい。不肖ヌマピーもズームの効かないカメラでその光景を収めた
「氷と雪、それに火山…まさしくアイスランドじゃないか。友人達に、この風景送ってあげよう。これからは天気だけでなく、噴火も気にしてくれるかもしれない!」
それにしても雪、氷、ブリザードに加えて噴火かぁ。自然に分け入るのはラクじゃないなあ。