【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 元気、もらった!

13日、12時の便で帰寒した。−3℃。雪も15cmほど積もってる。羽田は「冬うらら」(…と言うのだそうだ)だったが、たった1時間半のフライトで17℃の温度を駆け下りた訳だ。いつもなら少し腰が引けるのだが、今回はカラダにもココロにも、気が何故だか漲ってる。フシギだ。
実は、今回の東京生活は忙しなかった。NPO法人との打ち合わせあり、足利での葬式あり、句会あり、元仕事仲間の会社のパーティあり、株主総会あり、バンド仲間との忘年会あり…。こんなにいろいろなイベントにぶつかるのは、いつ以来だろう。ともかく忙しく動いた。
滞在終盤、かつての仕事仲間と小宴を張った。このご時勢にもかかわらず、皆エネルギッシュに、したたかに生きてる!「そう言えば二十年前も、皆元気がよかったなあ」。不義理を働いていただけに、その元気さが懐かしくもあり、眩しくもあった。「元気もらっちゃったなあ」。
バンド仲間とは、銀座四丁目裏にある「Mr.Oldies」というウエスタンライブの店へ行った。若いメンバーのバンドが入ってた。ハンク・ウイリアムスやハンク・スノウなどの懐かしい曲が、ロックンロール調で繰り出さる。グラスを重ねるうちにコーフンしてきたせいか、恥も外聞もなく1曲歌ってしまった!ウエスタンバンドでジャズを歌ったのは初めてだったが、バンド仲間が誉めてくれた。「今までイチバンよかったよぉ、ノッてたねぇ」
皆さん、ありがとう!お陰さまでエネルギー充満状態で帰寒しました。血色もよし、血圧も正常。丹田からは、元気がマグマのように突き上げてきてます。見上げれば上空をタンチョウが5,6羽編隊を組んで飛んでます。俄然、雪掻きする気になってきました。この元気は、皆さんのお陰です。やっぱり、人は忙しく動き、コミュニケーションすることで元気になるのかもしれない。