【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

  ブルームーン!

スタンダードジャズで世界を席巻した曲があった。「ブルームーン」である。ジャズ好きには決して忘れることのできない名曲である。
♪Blue moon, you saw me standing alone
Without a dream in my heart, without a love of my own.♪
田舎の青年は、そんな風に溜息混じりに始まるこの曲を、文字通り「青い月」と解釈してた。「恋をすると黄色い月も蒼ざめて見える」。
だが、「ブルームーン」の本来の意味は違った!「ひと月のうちの2回目の満月」を「ブルームーン」と言うと知った時、青年はすでに老年になっていた。
・寒月や来し方の闇くっきりと
もはや無知を恥じてみても仕方ない。ただ、阿寒の今月二回目の澄みきった満月、一月の「ブルームーン」をお届けするのみである。
この写真は決してブルームーン(青い月)には見えない。単にフルムーン、もしくは月一度のゴールデンムーンに見えるに過ぎない。ただし、この写真は間違いなく、今日の「ブルームーン」である。