【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

口蹄疫予防対策!

宮崎県に口蹄疫の非常事態宣言が出された。宮崎県の苦悩が思いやられる。
だが、この疫禍は全国の酪農家や畜産業者にとっては人事じゃない。
現に10年前の2000年には、92年ぶりに発生した口蹄疫(これも宮崎県だった)が、北海道にも飛び火した。
今回も感染経路はまだ分ってないらしいが、目に見えない敵意がパンデミックを引き連れてやってきてる。何時どこへ感染していくのか、不気味でさえある。全国の酪農家がピリピリするのは当たり前の話だ。

道東各地でも自衛手段が講じられ始めた。
写真は、春雪じゃない。牧場の入り口に大量に蒔かれた消石灰である。口蹄疫のウイルス消毒に効果があるという。予防は過剰であってもありすぎることはない。
道東は酪農王国であり、さらに野生の鹿が大量に棲息する。パンデミックになったりしたら、想像を絶する事態になることは間違いない!
10年前、「コーテイエキ?ユンケル黄帝液のこと?」なんてフザケテた輩も、日本経済、社会に占めるウイルスの脅威と影響を、そして何よりも生きものと人間の脆弱さを真剣に考えておかねばならない。