社会・国
※「みち」?それとも「どう」?表題の一字、あなたなら何と読みますか?当地ではかなりの人が「どう」と読むようです。というのも、幕末の頃、探検家「松浦武四郎」が大自然と神秘に満ちた「蝦夷地」を「北海道」と命名したことに因がありそうだ。 ※命名以来…
※「103万円の壁」が日本中を揺さぶってる。しかも「壁」はひとつに非ず、「106万円」、「130万円」・・・。次々と立ち塞がる。もっとも立ち塞がる「壁」はカネの「壁」だけじゃない。かのトランプは、「メキシコとの間に『国境に壁』を作った」! (当地に土…
(声は出さないので「声紋」はないが、独特の模様があるヒオウギアヤメ) ※「指紋」は、人の数だけあると言われてる。だから、犯人特定には決定的な決め手になる。同じように声にも「声紋」という、その人のみの独特な模様がある。つまり、世界には、総人口8…
※ウクライナと北海道の共通点に気が付いた。幹線道路のつくり方だ。北海道の幹線道路(高速道路は別にして)は、概ね天井道路(天井川同様、平地より道路が高いところにある)だ。映像で見る限り、戦場のウクライナの道路も天井道路に見える。 (幹線道路だけ…
※久し振りに大親友「シンちゃん」が訪ねて来てくれた。サッチンを含む部下を4~5人引き連れてる。「ヌマちゃん、シさし振り。元気?」(シンちゃんは「ヒ」と「シ」の使い分けができない)「いやぁ、シンちゃんひさしぶりっ!変わってないなぁ」 (氷点下で…
(当地はいまが紫陽花の最盛期。本州より2カ月近く遅い”秋の紫陽花フェア”) ※阿寒では、すでに「蝉時雨」の季節が過ぎ去ってしまったようだが、世界の「蝉時雨」は台湾周辺では真っ盛りだし、北極圏に近い辺りでも真っ最中だ。ところが本来なら、嬉しい筈の…
(道東の夏の芯は1週間ほどだ。そのウレシイ1週間が始まった。お盆にはもう秋風だ) ※恥ずかしながら、またカン違いの話である。「熱中症」という言葉を初めて見た時、肉体的病気とは思わなかった。というのも、当時若者や子供のケータイ使用方法が社会問題…
(福寿草の花が一斉に「福坊主」に。う~む、可愛いなぁ) ※在職時、一度はやってみたいと思ってた大型10連休がアッという間に終わった。振り 返ってみればこの10日間で何が変わったんだろう。いずれにせよ日本社会は、まるで蝶が脱皮するように、「平成」を…
※いやなに、天から「黒い雪が降ってきた」という話じゃない。先週、道路の氷を重機が砕いて積み上げた、というだけの話である。ただ、こんな「黒い雪の壁」になったのは移住以来初めてだ。それも1箇所にとどまらず、数か所もあったっ! ※もしかしたら、重機…
※南の果て、沖縄は疵だらけの時間を歩んできた。が、一歩、一歩、歩みを重ねる中で独特の文化を生みだしてきた。そのひとつに西洋音楽とは違う沖縄民謡がある。 ※一方、北の果て、北海道にも西洋音楽とは違うアイヌ民謡がある。だが、「沖縄民謡とアイヌ民謡…
※人間(というより全ての動物)の死亡率は100%である。その物理法則を超えようと、秦の始皇帝は必死で「不老不死」の秘薬を求めた。ご存知のように、所詮無駄な挑戦だった。※ところが、人間でありながら死後三日目に甦った男がいる。イエス・キリストである…
※道新の夕刊コラム「今日の話題」に考えさせられた。4日付同コラムは『年明け以降、芸能界をめぐる議論が何かとかまびすしい』としたうえで「SMAP」の分裂騒動を取り上げる。そして懸念を呈した。 ※『ひっかかるのは、深い事情が判然としないままに関係業界…
※この10日ほど真冬日が続いてる。つまり240時間ほどは一度も零度以上にならなかったというワケだ。昨日は最高気温が−6℃。一昨日も−4℃。ストーブは1日中点けっぱなしと言うことになる。 ※最低気温は3日ほど前から−20℃、−21℃、−20℃を記録。こうなると、70m程先…
(噴煙を上げる雌阿寒。噴火警戒レベルは下がったんだが…) ※野生のツルの鳴き声を聞いたことのある人はそう多くはないだろう。と言うのも、野生のツルが鳴くのは基本的には家族の絆を確かめあう“鳴き合い”の時が多く、普通なかなか聞けないからだ。 (中学校…
※11月下旬から、阿寒も北海道も天候不順に振り回された。大雪、暴風雪、大雨 強風、波浪…いずれも警戒警報付きである。冬将軍は強行進軍したり、撤退したり、やりたいホーダイである。 ※いずれにせよ、こんな時にはほっこり気持ちを和らげてくれるのがストー…
※図書館でふと借りて来た「アイヌの歴史」にいきなりハマったのは、7世紀にはすでにヤマト王権が東北、北海道の遠征に乗りだしてたことを知ったからだ。「日本書紀」にはそのことが記述されてるという。 ※「日本書紀」には、斉明天皇の命を受けた阿倍比羅夫…
※「霧の摩周湖」には様々な神々が集まって来ると言われる。東京の友人を案内した18日も、摩周湖には様々な神々が集まってたようだ。風と霧に漂う幽かな神々のつぶやきが聞こえてきた。 ※カムイ・ヌプリ(神の山) アベ政権と与党は、国民の60%以上が今国会…
※今年は自然災害が列島を襲っている。噴火騒ぎや集中豪雨、土砂災害や竜巻被害、そして台風による長雨…。列島には地球環境激変による“暴風”が吹き荒れてるのである。東京だって例外じゃない。が、永田町自民党内は“無風”状態!総裁選は無投票でアベの続投と…
※写真で見るとそれほど悪相じゃない。むしろ優しげな外観と言っていい。しかし、実態は実に好戦的で野望達成のためには手段を選ばない凶暴な存在として名を馳せるようになった。いやなに、習近平や我がソーリのことじゃない。セイタカアワダチソウのことであ…
※道新1月5日の「卓上四季」は、こんな書き出しで始まっていた。『▼詩人・吉野弘さんは漢字遊びもいい。「『止』戯れ歌」はこんな作品だ。〈「歩」は「止」と「少」から出来ています/歩く動作の中に/「止まる」動作が/ほんの「少し」含まれています>。「戯れ…
※年が明けて早くも10日が過ぎようとしてる。今年は「未」来る年。すなわち「未来」の年、なんてダジャレてたんだが、どうやら“なまら”不機嫌な「未来」になりそうだ。その理由を挙げる前に、北海道弁の“なまら”を標準語に翻訳するところから始めよう。 ※“な…
※元英首相でノーベル文学賞受賞者でもあるチャーチルは、「民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし、これまでに試されたすべての形態を別にすればの話であるが。」と名言を残した。逆説的に「民民主義こそ最高の体制」と訴えたのである。 ※だが、70年代半ば…
※大忙しの年末に実施される大迷惑な衆院選挙戦も早くも終盤を迎えた。不肖ワタクシはすでに期日前投票を済ませた。北海道では投票日、大荒れの天気になる可能性がある。天気のいいうちに投票するに越したことはない。 ※ところでこの選挙、AB政権は「アベノミ…
※人類史上、これほど「いのち」が大切にされる時代はなかっただろう。「ヒューマニズム」「人道支援」が世界中の価値観のキーワードとされ、基本的人権、生存権など個人の生きる権利が保障されるようさまざまな国際機関が努力を続けてる。 ※だがその一方で、…
※ブラジルで始まった「2014 FIFAワールド杯」が世界30億人をお祭り気分に酔わせてる。が、その陰で空を覆っている不穏で不安定な黒雲の動きが急を告げてる。優勝杯もさることながら地球の行方はどうなるのか?お祭り気分に浮かれてるわけにゃいかない! ※漠…
※かつてソ連貿易会社の社長だったテッチャンが、「チョッと面白いアネクドートがあるんだ」と教えてくれた話がある。アネクドートとは、ロシアの圧政下のもとで生まれた政治的ブラックジョークのことである。ソ連経済が疲弊してた頃の話である。 ※空軍兵士A…
※連日、ロシア主催「ソチ・パラリンピック」の熱戦が伝えられてる。序盤戦は日本選手のメダルラッシュに沸いた。だが、わずか約500キロしか離れてないクリミア半島からは、同時進行的に不穏なニュースが拡散してきてる。コチラも「影の主催者」はロシアだ。 …
※3か月の激しい抗議行動の結果、ウクライナのヤヌコビッチ元大統領がついに地位を追われた。もぬけの殻になった豪邸内。カメラがとらえた豪奢な暮らしぶりには誰もが驚いた。権力は暴走、腐敗するという法則を誰もが実感したことだろう。 ※「だが、遠い東欧…
※この時期、雪のない湿原道路を通ったのは初めてだ。車を止めて地に立ってみる。氷点下の風が肌を刺す。冬晴れの原野の先に横たわる雌阿寒岳・雄阿寒岳…。神の気配がそこここに…。 (左の遠くに見える白い山が雌阿寒岳。右の奥に見えるのが雄阿寒岳。湿原は…
※吾輩は猫である。名前は「ゆずか」。日向ぼっこに寄ったこの家で、突然付けられた。ここの女帝の姪っ子と同じ名前らしい。 ※人間はよく「猫は勝手気まま」とか「何を考えてるかわからん」と言う。でも、吾輩は違う!日向ぼっこしながらも、日本の将来を案じ…