【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

もうひとつの科学!

▼科学は何も西洋科学だけとは限らない。インドには体系だてられたヴェーダ科学があるし、アフリカ大陸や南米にだってちゃんと科学はあった。では次のような事柄も科学の範疇に入るのだろうか?
▼ケンちゃんは、音楽と植物の関係に興味を持った。そこで自宅で実験をしてみることにした。観葉植物のポトスにビートルズとヘビメタのレコードを聞かせて成長に違いがあるかどうかを、確かめようとしたのである。
▼「それがね、あったんだよ!3日間ほどビートルズだけを聴かせてたら、ポトスは明らかにスピーカーに擦り寄ってきたんだ。その後、同じように3日間ほどヘビメタだけを聴かせてると、ポトスは嫌がるようにスピーカーから身を反らせた!」

▼モチロン、実験の精度や観察が正確じゃないとは思う。だが、モーツァルトの曲が流れるワインセラーでワインを寝かせると、熟成が進んでコクが出るという話もある。それがもうひとつの科学であってもいいんじゃないか…
▼写真のカサブランカ(白い家)も、もしかしたら、そんなもうひとつの科学の作用があって、ここまで派手に咲いたのかもしれない…。雪に閉じ込められていると、そんな話をついつい信じたくなる。う〜ん、やはり雪は白魔だ!と断言したくなる。