【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 季戻り!

▼豪雨や強風に晒されながらも、雑草はモーレツなスピードで伸び、20cmの丈になった。タラノメだって芽を出したし、水仙も満開になった。なのに道東一帯は、先週11日(金)〜12日(土)にかけて冬に逆戻りしてしまった。

(ウチでも最低気温2℃を記録したが、それにもめげず満開になった。健気なもんである)
▼阿寒湖畔は−0.3度を記録し、ウチから50km北の釧北峠では8cmの積雪。隣村の鶴居でも2cmの雪が積もった。季戻りである。
▼ただ、どこにも「史上初」とか「最も遅い」という言葉は見かけなかったから、そんなに珍しくないことなのかもしれない。そう言えば信州小布施でも「遅霜」があって、リンゴがやられたことがあったなぁ、確か…。
地球温暖化のせいなのか、はたまたミニ氷河期のせいなのか定かじゃないが、こう連続的に激しい気象状況を体験してると、「これは異常気象じゃない、恒常気象だ」という確信が湧いてくる。我々人類は、これからは、この激変する気象の中で生活していかねばならない…。

(開花予想は18日だが、もう少し早く咲きそうだ…)
▼日本でイチバン遅咲きの釧路のヤマザクラが、ようやく膨らんできた。今にも咲きそうである。正直、ウレシイ!
▼ただ、このヤマザクラ、5年後にはもっと早く咲くのだろうか、それとも6月にずれ込むのだろか…。そう考えると手放しで喜んでるワケには行かない…。