【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

ドイツとシベリアの「きょうせい」!

「ドイツとシベリア」という文字を見ただけで、第二次世界大戦を思い出す。
どちらとも「強制収容」や「強制労働」など、暗い歴史を持ってる。どちらも自由思想を「矯正」し、フランスの女達はドイツ兵に「嬌声」を上げたりした。

(伝統の菖蒲と思ってたが、どうやらシベリアンアヤメのようだ)
だが、ウチの庭では実はこの2地域が「共生」しながら「共棲」の途を探してる!
いや何、満開を迎えた我が家のアヤメ(菖蒲、文目)の話である。
もとはと言えば、道東の厚岸(あっけし)道立自然公園あやめヶ原で、ヒオウギアヤメが咲き始めたと言う記事からだった。「ウチのアヤメもヒオウギアヤメかいな?」。調べてみると、どうやら伝統のアヤメらしい。
ところが、もう少しよく調べてみると、どうやら園芸種のシベリアン・アヤメ(シベリアン・アイリス)らしいことが分かってきた。
さらに、その隣にあるライトブルーのアヤメはジャーマン・アイリスらしいことも分かった。どうして分かったか?
何しろアヤメ属は「Iris」を原生種とする膨大な子孫を持ってる植物である。交雑がすごい。

(なんとも美しいライトブルー。今年はシベリアンのほうに勢力を広げてる)
わが列島でさえ、『いずれがアヤメかカキツバタ』と言われるぐらい、違いが分からないのにそこにショウブも加わる。なんとフクザツな…。
知識のない身にはその違いを書けないのである。要するに、購入先や貰い先からの情報で知ったというわけだ。
かくして、ともかくウチではドイツとシベリアが共生し、いかに「強勢」を確保するか競ってる。
植物の世界の争いもすごいけど、同じIris仲間じゃないか。ま、仲良く暮らしておくれ。人類とは違ったところを見せておくれ。やはり世の中「共生」がいい。
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