【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

冬の時代到来?

▼木々が葉をすっかり落とすと、これまで隠されてたいろいろなモノが透けて見えてくる。子育てを終えたカラスの巣も露わになった。夏の間「ギャァ、ギャァ」親子で大騒ぎしてたのが、いまは廃居になってる。

▼下草に覆われてた裸木の根元じゃ、キタキツネが浮かない顔をしてこちらを見てた。繁殖期に備えて栄養を蓄えなければならない時期だが、食糧不足と言ったところだろうか?

▼一昨日、初雪が降った。モチロンまだ根雪となるには時期尚早で、一日経ったら殆ど溶けてしまった。コギクと雪の協演。季節は行ったり来たりしながらいよいよ冬へと突入する。

▼コチラはどうだろうか?12月16日の総選挙!政権交代の立役者、民主党鳩山由紀夫元首相(北海道9区)は政界を引退することになった。北海道から生まれた初の首相だが、その後わずか3年2か月で自ら幕を引かざるを得なくなるとは…。政界の虚実も透けて見えてくる。
▼北海道は、このまま再び「冬の時代」を迎えるのだろうか?日本はこの先どうなるんだろうか…。暖かい春の到来を切に祈るばかりだ。政治家たちよ、保身を図るだけじゃなく、少しは国民のことを考えなさい!