【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 自己免疫機能、活動期っ!

※去年の10月初旬頃のことである。「もしかしたら活動期に入ったのかもしれない」との予感があった。理由は後で述べるが、一般の人なら活動期は歓迎すべきことだ。が、この男の活動期は面倒なことになるっ!
※その男が前回活動期に入ったのは何時かわからない。が、活動期がピークに達したのは2007年の9月26日だった。この日、その男は「70%が無責任と批判する」発表で撤退を宣言した。
※それから8年4か月。その男は再び「活動期」を取り上げられることになる。週刊新潮の1月28日号の広告見出しに躍ったのは…《大腸炎が活動期》。そうその男とは・・・「安倍晋三」である。「やっぱりかっ!」

(最近、腸内フローラと言う言葉が大流行りだ。腸内細菌が大切だと見直されてる)
※彼の持病の病名は【潰瘍性大腸炎】。この10年間で罹患数が2倍に激増し、現在17万人ほどが認定されてる難病指定の病気である。症状が落ち着いてる“寛解期”と症状が激しくなる“活動期”(増悪期とも言う)を繰り返す。完治することはない。
※活動期には血便や腹痛を伴った下痢を繰り返し、日に20〜30回もトイレに駆け込むことになる。発症原因は不明だが典型的な自己免疫不全。皮肉にも自分の細胞を自分と認めない免疫が、自らの腸壁細胞を攻撃し、潰瘍を起こさせるのである。
※5年程前に「アサコール」という特効薬が処方されるようになり、症状は劇的に改善されるようになった。が、「活動期」自体が消滅したわけじゃない。それなりの症状が出てくる。

(「活動期」にはこんなきれいな風景にもイライラが募る)
※彼は2007年の突然の内閣総辞職の理由として病名を明らかにしてる。ただ、順天堂大学佐藤信紘名誉教授は『脳と腸には「脳腸相関」があり、活動期の症状が重くなると腸の働きは脳に影響を及ぼす』と指摘する。
※例えばイライラしたり、鬱状態になったり、正確な判断ができないこともある。シンパイしてるのは彼個人の健康状態じゃないっ!難病の人間をトップに据えてる日本という国のことだ。
※首相就任以来、チャンとした検証もないままに矢継ぎ早にキャッチフレーズを垂れ流し、十分な議論を拒否して結論を急ぐ彼の体質が、日本を難病に追い込む危険はとてつもなく大きいっ!

(腸内をきれいに保てば病気は退散すると指摘する書籍が注目を浴びてる)
潰瘍性大腸炎は、症状を繰り返すことで大腸がんへの進行が指摘されてる。「組長」の死に物狂いの改憲論、「死を賭してもいい」という蛮行、時間的切迫感の原因の一つに、その恐怖がありはしないか?
※海外リーダーたちは難病の彼をどう見てるか…。これが日本国籍を持つ一人として恐怖に近い不安を覚える理由だ。個人の健康問題を指摘するのは本意じゃないが、彼はあくまで日本のトップである。
※もし彼がオトナなら、そして国家のことを真剣に考えるなら、日本と言う国の将来を真剣に考えるべきだろうっ!山東昭子議員はこの指摘も「ゲス」と罵るだろうか?それこそ「ゲス」は彼女の方なんだが…。



★不肖ワタクシごときがなぜ、「潰瘍性大腸炎」に詳しいのか・・・?不本意ながら天命で指名された「潰瘍性大腸炎」15年選手だからだ。しかも、昨年10月初旬から5年ぶりに「活動期」に入ってる。これは、20kmも30kmも店や民家が一軒もない北海道では致命的だ。当然、止むを得ず遠出したりしなければならない時などは、おむつの装着が欠かせないッ!
(寛解期には実に心和む風景も「活動期」には上の空だ)

★酷い時には日に3回、注腸(浣腸みたいなもの)しなけりゃならぬ時もあった。「アサコール」を処方されて大分改善してたが「アサコール」も盤石じゃないっ!場合によっては「抗うつ剤」との併用を処方される時もある。「組長」は国際会議や国会答弁など、どのようにしてるんだろうか・・・気にかかるっ!


★それにしても「組長」と同病症候群なんて実に不愉快だっ!“同病相哀れむ”どころか“近親憎悪”に近い感情がある。ただ、こうした病は同調するのかもしれない。と言うことは、「オイラが活動期の時は、向こうも活動期・・・?」じゃ、もしオイラが進行して「断食療法」で一か月以上入院したら…。
★こんな老いぼれはさて置き、首相がそんなことになったら、日本はどうなるっ?
“死を賭しても『改憲』で歴史に名前を残したい”個人の野望のために、『我が国の将来が難病』になるんじゃ、それこそ救われないッ!
政治家も選挙民も、次の世代に対してそれでいいのかっ!そう問いたいっ!