【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 爆弾低気圧の中で!阿寒「手づくりドレッシング」

※その土地でしか味わえないものがある。その地域でしか体験できないものがある。それはマス生産されたモノよりはるかに大きな価値と感動を与えてくれる…。最近そうした「稀少価値」が注目を浴び始めた。で、地域の住民たちは特産品づくりに精を出し始めた。

(試作品完成後全員で試食。「手づくり」の達成感、「イスラム国人質事件」を暫く忘れる)
※わが阿寒でも、そうしたトレンドを受けて「特産品開発プロジェクト」が1歩を踏み出した。地域の食材を使ったドレッシングづくりである。昨年末来6回のセミナーを終了。その成果をおさらいすべく、受講者による試作品づくりが29日、開催された。

(紫は「ヤマブドウ」、くすむオレンジは「ニンジンレモン」我々の班の試作品じゃない!)
※実習に参加したのは、ブドウ農家、トマト農家、などのほか飲食店経営者、建設業、ホテル関係者、商工会関係者など、さまざまな職業に従事している20人ほど。年代も20代〜70代まで多岐にわたる老若男女。これまで1度も包丁を持ったことのない70代のオジサンもいる。
※3班に分かれての実習だったが、手順を説明するリーダーの声をよそに、参加者はかなりのコーフン気味。騒々しい。持ち寄った野菜などを切ったり、塩、砂糖、酢、サラダオイルなどの分量を図ったり…下ごしらえが大変だ。

(我々の班も再度挑戦!奥にあるのがそれ。レシピは同じでも味が違う!何でだっ!)
※悪戦苦闘の2時間後、「ニンジンレモン」ドレッシングと「ヤマブドウ」ドレッシングの2種類の試作品が完成した。が、全員が60男の我が班、「ニンジンレモン」ドレッシングの完成量が極端に少ない。なんと・・・サラダオイルの軽量ミスによる失敗作っ!だった。
※全員揃って試食!「美味いッ!」。大いなる達成感のせいだけじゃない。確かに「美味いッ!」手づくり感が味蕾に沁み込んでくる。豚しゃぶ肉にかけると両方とも絶品。「これは商品化できるぞっ!」。どの貌にもそんな自信の笑みがあった。本当の商品化が待ちどおしい!


★今年に入って北海道道東は、3週末連続「爆弾低気圧」の脅威に襲われた。その折も折今朝、「イスラム国」からの悪魔の激震に揺さぶられた!人質殺害!何故だっ!どうしてだっ!言葉がない!早朝、記者会見した我が首相は、テロリストに「その罪を償わせる」と発言した。
★テロに屈しない!のは殆どの人々が共有する気持ちだ。が、この言い方はブッシュの「かかって来いっ!」と同じじゃないか?ネタニアフの「ヒズボラに代償を払わせる」とフラクタル(相似形)じゃないのかっ?何はさておき今は、二人に心からの哀悼を捧げるしかない。
★だが、今後は我が首相及び政権を支える人々のこの3年間の言動の徹底的に検証すべきだ。曖昧は許されない。この悲劇が政権の言動を戦略的に利用されたのは明らかだからだ。政権が国民を危機に晒しているのかもしれない・・・。
★ホンのチョッとウレシかった手づくりドレッシングの達成感は地に墜ちた!最初の拘束者が出てから5か月。どうしてここに至ってしまったのか?爆弾低気圧に耐える中、その疑問がもうひとつの「爆弾低気圧」となって脳内に渦巻いている。