【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 春〜っ!


(・百本に 百色の福 福寿草  う〜む、オソマツっ!)
※この数日、モ〜レツな勢いで雪解けが続いてる。最低気温が氷点下になる朝もまだあるが、それでも1日に10センチ近く雪山が低くなる日もある。雪原は確実に後退し、日に日に黒土の面積が広がり始めた。

(首が肩に埋まっている友人を“蕗っ玉”と名付けた人がいたが、蕗の薹を見るといつも思い出して吹き出してしまう)

(チューリップも芽を出してきた)
※地中のものの芽や虫たちが息を吹き返し、小鳥たちは自由奔放に空を飛び交う。陽気に浮かれたせいか、電線の保護管をつついて虫を追いだそうとドラミングするアカゲラも現れる始末だ。


※春〜っ!再生の季節!もう冬将軍にも、誰にも、この大きな流れは止められない。手足伸ぶ。ココロも伸びる。ウォーキングが楽しくなる。もうすぐ山菜の季節も始まる。本州では90年ぶりの降雪もあったが、ここは北国だけに春到来の喜びはひとしおだ。
※ところで、社会も春となるんだろうか。今日は統一地方選前半戦。北海道も知事選だ。少子高齢化、人口流失など多大な課題を抱えた地方。国政ではないが国政にも直結する統一地方選ではある。

※敗戦後70周年談話についての議論がかまびすしい中、果たして地域住民は戦争のできるフツーの国を選ぶのか、戦争しない特殊な国を選択するのか?地域住民としてだけでなく、国民の一人としての意思が問われるところだ。

天皇、皇后のパラオへの異例の慰霊旅には胸を打たれた。日本国民のみならず、世界に対して“平和国家日本”を訴える強烈なメッセージになった。好戦的遺伝子フル装備の我が首相はこのメッセージを何と聞いたのだろうかっ?問うてみたいところだ。