【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「戻り雪」

※3月末、もう大雪はないだろう、と思ってたが大甘だった。エイプリルフール夕方、まどろんでたら誰かが訪ねてきたような音がした。「ハイっ?」、窓から外を見ると、何と「雹だ!」。“パラパラパラ”直径5㎜ぐらいの白い粒がみるみる溜まって行く。

 

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※当地で春に雹が降ったという記憶はあまりない。珍しさに目を奪われてたら、10分ほどしてボタン雪に変わった。まるで天から紙吹雪が剥がれ落ちるかのように大量に降ってくる。これも暫く眺めてた。そのうちにボタン雪は粉雪にかわる。目まぐるしい!

 

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※この頃の降雪にはイルカの♪なごり雪♪、今シーズン最後の雪となる「雪の果て」「春雪」「淡雪」「忘れ雪」など、極めて沢山の季語がある。どの降雪もそれぞれ違った味わいがあるからだろう。しかも、ウレシイことにこれらの雪は「春の季語」である。

 

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ウクライナが酷いことになってる。ウクライナ軍の話ではキーウ(キエフ)州をロシア軍から奪還したと言うが、大量の地雷が残されてるらしい。ぜレンスキー大統領は、住民に「安全が確保されるまで戻らないように」と警告してる。まだ極寒の最中だ!

 

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ウクライナが「戻り雪」や「雪の果て」を迎えられる日は来るのか?そして、プーチンは世界に春をもたらすことはできるのか?間違いなくできないっ!こういう時、人は神に祈りを捧げることしかできない、残念ながら・・。無力感に苛まれてる。