【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「『Z』の次を『D』に!」

(ずぶ濡れのキタキツネ。全身で寒いと訴えてる。どうしてやることもできない・・)

 

※75年前、ヨーロッパは『』マークに襲われてた。75年後、Z』マークを付けた戦車がウクライナを席巻してる。悍ましいのはZ』は、民族浄化をめざした『』からロシア国民を守るための作戦だという。呼び名も侵攻・戦争じゃなく「特殊軍事作戦」だと強弁する。

 

(轟音を立ててながれる雪解川。幸い、洪水にはならなかった)

 

※当初ナチスが展開した論理と殆ど同じだ。だが、誰が、どう考えても、これは「侵攻」、プーチンが仕掛けた「戦争」だ。ところが、プーチンはそう考えてはないらしい。「ロシアはNATOに攻撃されて崩壊する」というのが、プーチンの世界観だと。

 

(牧場に降り積もってた雪は、大雨で川となってながれ出す)

 

名探偵コナンは「真実は人間の数だけあるが真実はひとつだ」と言った。30年ほど前、シンちゃんとオイラが新宿3丁目の飲み屋で夜明けまで盛り上がった一節だが、停戦交渉のロシア側団長メジンスキーは「事実は解釈による。幾つもある」と明言する。

 

(ウチの土手にも3兄弟が肩を寄せ合って、開花した。ウクライナ国民を想像する)

 

※つまり「小さな事実があろうとも、勝てば官軍が事実」という訳だ。厄介なのは、この学者の説がプーチンを虜にしてることだ。だから団長にした。国際報道は言う。「ロシアが侵攻した事実は、NATOから仕掛けられたとのプーチンの真実になっちゃう!」

 

 

※先週末、阿寒は暴風雪警報から一転、暴風雨警報となった。50mm近い大雨で50㎝ほど積もってた雪が一気に解け、満を持して福寿草が花を広げた。ウレシイことに蕗の薹も目覚めてくれた。太陽が力強い光を振りかけてくれる。

 

 

※♪ABCの唄♪は、『Z』まで行ったら『A』に戻って繰り返すのがルールだ。だがプーチンの世界観にルールはないっ!それなら、ウクライナ国民と大統領にエールを送るために『』まで行ったら、次は『』からを繰り返したい。「Democracy」の「D」だ。

ABCはなくなるけど、冷徹、残虐、凶暴、極道プーチンは・・・ちぇ、ロシア語にABCはないかぁ。もっとも、ヤッコサンは意にも介さないだろうなぁ・・・悔しいっ!

 

(右側に何とか花を咲かせたい開花心待ち集団もいる。まるでウクライナだ)