【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ウクライナ鬱」

※「蛇穴を出ず」という季語(春)がある。冬眠してた蛇が暖かくなって目を覚まして地上に姿を現し始めた。ようやく待ち望んでた春になった、といった、ウキウキする気分を代弁する季語と言ってもいい。

 

雌阿寒岳に「白い狼の遠吠え」が。残雪の右端。多分当地初発見!ウレシイっ!)

 

(小沢にエゾアカガエルの卵嚢が。孵ってオタマジャクシになるのがこよなく楽しみ)

 

※現に、「・けっこうな御世とや蛇も穴をでる(小林一茶)」などの俳句が詠まれてる。だが、世の中、蛇好きはそう多くないだろう。ましてや、毒蛇(人間にもそう言われてる奴が居る。ことに今はロシアに。)ともなれば手を拱かざるを得ない!

 

(散歩の途中、「蛇が穴を出て」冷えた体を温めてた。春はウレシイが、蛇は嫌いだ)

 

※それにしてもプーチンは何故ウクライナに侵攻したのか?そもそもなぜ「Z」マークなのか?NW4月21号が”ロシア国営TV1チャンネルの公式発表”を明らかにした。

 

※【「Z」は数字の7を2つ、1つを逆さまにして重ねたもの。つまり77回目の戦勝記念日を意味し、それがウクライナからドンバス地方を「取り戻す」】ウクライナ侵攻の象徴になった。    (だとすれば、5月9日までに勝利する、の意味も含まれそうだ)

 

プーチンは、十何年もロシアに対する西側の態度を恨んでたという。その鬱屈がついに侵攻を決断させたのだという。こういう毒蛇がロシアという穴に竦んでたのを欧米は、何ともできなかった。そして、世界中が「ウクライナ鬱」に陥る破目になった。

 

(ドンバス地方は平原だという。牧場の先から戦車が・・・恐怖で死にそう!)

 

※草木が萌え出る春は「鬱」が多い季節とも言われる。殊に、ここ2~3年は「コロナ鬱」、「ウクライナ鬱」が蔓延してる。自分もいま、圧倒的に「ウクライナ鬱」だ。哀しくて残念だが、プーチンの野望が崩壊することを願うしかないっ!

                 ★

・蛇穴を出でて巧言覚えけり(中塚龍之介)  プーチンの本質を詠む。   

・蛇穴を出でて地獄か極楽か(藤丹青)    アゾフスタリ製鉄所の人々へ