【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 『伊呂波歌留多 「蛙の面に・・・・」』! 

※よっぽど脳の奥深く焼き付けられたんだろう、時折、子供時代に遊んだ「いろはかるた」がまるで掛け算の九九のように、スラスラと口を衝いて出てくる。この歳になっても諳んじてるんだから、もはや、血となり、肉となってると言ってもいいっ!

(「石の上にも三年」が似合いそうな石だ)
※「犬も歩けば棒に当たる」「苦あれば楽あり」「石の上にも三年」…それらが道徳的な意味を持った諺らしいことは、子供心にも何となくわかってた。しちゃいけないことや、するべきことが書かれてたし、親や大人たちもよく使ってたせいかもしれない。
※その「いろはかるた」に関東バージョンと、関西バージョンの二種類あることを知ったのはつい最近のことだ。強引極まりない政権運営を眼の前にして、『無理が通れば 道理引っ込む』(関東バージョン)という「いろはかるた」を思いだしたからだ。

(肢が出たオタマジャクシが見えるだろうか?もうじき「蛙の面に…」になるんだろうか?)
※まさしくこの政権は、無理のオンパレードだ。「集団的自衛権の行使はできる」という解釈も無理だし、「合憲」の主張も無理っ!「自衛隊員のリスクは高まらない」も無理だし「早く質問しろよっ」も無理強いだ。さらに「強行採決」という無理な暴挙もありそうだ。
※それなのに自民党の政治家は誰も異論を唱えないっ!まさに『無理が通れば 道理引っ込む』状態である。「いろはかるた」は、言ってみれば社会の行動規範である。小学生でさえ知ってるこの諺を、我がソーリは学んでこなかったんだろうか?

(ついに成長したエゾアカガエルを発見!体長7〜8ミリ。こんなに小さいとは…絶句っ!)
※やってはいけない行動規範を白昼堂々、国会で繰り広げ、裏では道徳教科化で道徳論を説く…。これがこの国のトップの実態である。児戯にも劣るこうした行状が、この国の劣化の発生源になってるとは思わないんだろうか。
※参考までに現政権に似合う幾つかの「いろはかるた」を探してみた。「臭いものに蓋」「類は友を呼ぶ」「憎まれ子世にはばかる」「屁をひって尻つぼめる」「地獄の沙汰も金次第」「蛙の面にションベン…、失礼、水」。いやぁ、ありすぎるほどありますねぇ。
※あまりにピッタリでビックリしたのが、『無理が通れば道理引っ込む』の関西バージョン、『馬(むま)の耳に念仏』っ!そういえば山口県出身でしたよね、アベソーリはっ!他人の話を聞かないで「アイアム ソーリっ!」と言うべきじゃないかっ!

★「この道しかないっ!」はやはりこれだったっ!安保法案が衆院強行採決参議院に送られた。祖父、岸信介強行採決した60年安保と同じ道だ。奇しくも岸信介は丁度45年前の7月14日、暴漢に刺され重傷を負った。翌7月15日、岸内閣は総辞職した。
★孫の現ソーリも思えば思うほど祖父とシンクロしてる。血脈による血脈の血の濃さ、とでも言うべきだろうか?このDNAが今後、何を日本にもたらすのか?因みに岸信介A級戦犯として巣鴨プリズンに収容されてたが、結局不起訴のまま無罪放免された。
★「国民の理解が進んでいないことも事実だ」としながら、強行採決に踏み切った現ソーリ、及び自公与党政治家センセたちに、後世、戦犯のそしりを受ける覚悟はあるのか?その覚悟を問うっ!60年安保では反対運動の学生が1人“死亡”してるっ!