【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「UFO論法」

 

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(世界三大夕焼けの一つ釧路の夕焼け。こんな中に下の景があればUFOと見えるかも)


アメリカが再び「UFO」ブームに湧いてるという。再燃の素は、米国防総省の「先端航空宇宙脅威識別プログラム」の責任者に任命されてた米情報機関の元職員が国防総省の不必要な秘密主義に抗議して同省を辞め、『国防総省が無視し続けるUFOの超先端技術』知見を深めるNPO法人を立ちあげたことにある。

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※これに世界中のUFO信者が飛びついた。一部の有名人も参加してる。例えばクリントン大統領の元首席補佐官やJ・W・ブッシュ大統領時代の国防次官補代理、またCIAの秘密調査部門に25年間所属してた人物、さらには超能力に関するCIAと国防総省の秘密プロジェクトに参加してた電気技師などだ。ニューズ・ウイーク12月11号で知った。

 

※だが、このブームを「バカバカしい」と一言で片づけるわけにはいかない!実は、5日ほど前、突然、我が家の隣接地にUFO信者に「UFOを見た!」と言われかねない不思議・怪奇な事態が出現した。葉巻型の意味不明物体が宙に浮いてたのである。

 

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(植物の生命力はスゴイっ!成長の過程でケーブルを齧り、巻き付き、呑みこんだ!)

※「ヤ、あれは何だっ!」暫く呆然と見とれてたが、ようやく思いだした。隣接地には極太のハコヤナギが数本集まった株があり、そのウチの1本が電柱を支えるケーブルに

絡みついてた。もしかしたら摩擦熱で山火事を起こすかもしれない。

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(それにしても、改めてフシギな光景だ!)

 

※そんなワケで、数年前から電力会社に伐採撤去を要請してたのだ。それが冬のこの時期、実現したと言うわけだ。木の株の伐採は実施されたが、ケーブルに絡んだ部分は撤去しきれなかったんだろう、ケーブルに食い付いた部分だけが1mほど残されたというわけである。何とも中途半端で曖昧な残し方である。最終的に何時撤去されるのかもわからない。そう言えばUFOにも似たような曖昧さがある。存在するのか、しないのか?

 

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(右側の一番太い樹で、径55cm)

 

※今年の流行語大賞でシンゾーの「ご飯論法」がノミネートされた。が、「ご飯論法」もさることながら、「UFO論法」のほうが的確だったんじゃないか?ことに先日成立した「改正入管法」などは「中身がガラガラ、細部は省令で決めるという」これじゃまるでUFO(未確認物体)と変わりはない。そう言えば「モリ・カケ」もUFO如くに濃霧に紛れてしまった。沖縄には「寄り添いながら、殴ってる!」航空母艦問題も同じだ。

 

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(この風景をシンゾーはどう言うだろう?多分『「モリ」じゃなく林の夕焼けだっ!』

 

NPO法人を立ちあげた米情報機関元職員は言う。『問題はファクトだ。一般大衆が見る事のできるファクトは不鮮明な映像だけだ。データはある。ただ公表されていないだけだ』そう、シンゾーと米国防総省フラクタル(相似形)の「UFO論法」なのだ。