【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「自給自足」

※野菜が高騰してるという。何とキャベツがひと球¥1000という値札も・・。同居人が「ちょっと」と言い残し玄関を出て行った。「今頃どこへ?」。が、ほどなく戻ってきた。手に数本の蕗と何本かのコゴミ、ミツバの束を抱え、「今夜のおかず」と言う。

 

(裏庭で採れるコゴミ。少し遅くなり過ぎた)

 

※「なるほど」、先程の野菜高騰ニュースに刺激されたなっ!というワケで、今宵は山菜三昧。食材は米を除いて殆どが、自家調達と相なった。「コゴミの天婦羅」「蕗の煮つけ」「ミツバのお浸し」。「自給自足」、「山菜尽くし」の夕食となった。

 

(コゴミの天婦羅と蕗の煮物。写真が少しピンぼけた)

※考えてみれば贅沢だ。つい先ほどまで命を謳歌してた大地の新鮮な恵みを、無料で戴けるわけだから。ガザの飢餓状態に胸を痛めながらも、「ここに地元産鯖缶が付けば”地産地消”だな」などと、不遜なことを考えながら押し頂くことにする。

                 ★

※「生きとし生けるもの全てが競争」という、哀しい現実がある。「協奏や共創」など、希望の言葉を踏みにじる「狂権政治」が続いてる。そう、「強権」を越えちゃった「狂権政治」だ。何とかしたいんだけどなぁ。