【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「裏腹」

※蛾、蟻、蝶・・・いろんな虫が訪ねて来ては、窓に停まる。リビングから眺めてると普段は見たことのない虫たちの裏側、つまり「腹」を観ることができて、結構楽しい。愛猫クルルが、虫達に届かないと知りつつ襲い掛かるのも、猫の本能が見えて面白い。

 

(斜めに白く伸びてるのは蜘蛛の糸。どこに繋がってるのか、ワカラナイ)

 

※今日は、蜘蛛が何処からかスルスルと降りて来て停まった。クルルは動かない。戸惑ってるようでもある。ならば自分が動こうか?蜘蛛の腹を撮るのは初めてだ。「なるほど蜘蛛腹はこうなってるのか」と改めて思う。政治家の「肚」とは違ってシンプルだ。

 

(チョッと角度を変えたら、山の緑が反映された)

 

※蜘蛛にも勿論、「裏腹」はある。が、それは生物学的な「裏腹」だ。人間に対しての「裏腹」は「あべこべ」とか、「うらおもて」とかの意味で使う。ま、大抵の政治家はそういう評価を受ける。「言ってることとやってることが『裏腹」・・・だ。

 

(二重ガラスのため、せっかくの夕陽が三重になっちゃった)

 

※窓からはいろんなものが見える。風のそよぐ様子や、壮絶と言えるほどの釧路名物、夕陽も見える。ただ、部屋の中はガラスに護られてる。自分が当事者じゃないことをいいことに、傍観者や観察者だけで終わらぬよう、改めて自戒する次第だ。

                     ★

※・ががんぼや訪ねて来ては果てにけり  (駒吉)

この世でイチバン大事なのは何なんだろう。虫たちの命は人間より儚い。そんなことも窓を通して見えて来ます。政治家の皆さん、自分の政治生命も大切でしょうが、他人の命を大切にしてください。お願いします。

 

※今日から3週間ほど野暮用でお休みします。復帰後、またのご愛読を・・・よろしくどうぞ。