【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「パリは燃えているか?」

※残念ながら映画そのものは観てない。が、タイトルを聞いた時の衝撃は忘れてない。情況も覚えてる。第二次大戦ドイツ降伏時寸前、ヒトラーがドイツ軍将軍に発した「花の巴里破壊命令」。成果を問うヒトラーの電話の声だけが司令部内に響き渡る・・。

 

(パリリンピック開幕と同時にダリアが咲いた。花言葉は希望。エレガント。パリリンピックにピッタリだ)

 

※製作は1966年。米仏合作。3週間のレジスタンス活動を描いたもの。将軍は命令を拒否し、連合国軍に無条件降伏。パリは破壊から守られた。先日のパリオリンピック開幕式ー--もし降伏がなかったら、いかにもフランスらしいこの光景は見られたのか?

 

※「五輪休戦」は、古代オリンピックの1200年前から続いてるそうだ。必ずしも全部が護られてきたとは限らないが、今回はことに酷い。プーチンもネタニアフも「撃ち方止め」なんてどこ吹く風!だ。1200年も築いてきた人類の知恵をたった数人が破壊する!

 

ヒトラーの電話に応答したい。「yes!」ただ、破壊で、じゃない。「パリは今平和の祭典」で燃えてる)

 

※実は、それがサピエンスというものの本性なのかもしれない。共同通信によると、フロリダ州などに生息する蟻の一種が、負傷した仲間の脚を「切除手術」したり、洗浄したりすることをスイスのローザンヌ大などの研究チームが発見、発表したそうだ。

 

(研究成果を報じる道新)

 

※しかも負傷部位によって、切除か洗浄のみかを選択してたそうだ。研究を主導したドイツのエリックフランク氏は「動物の世界で最も洗練された形態の治療行為」だという。あ~あ、サピエンスは、蟻よりもはるかに劣る生き物なんだ。納得です。

 

(クルルの「初へそ天」を発見。猫でさえ進化してるのになぁ・・・)

 

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※野暮用から戻りました。3週間ぶりのアップロード。今後とも、ご愛読のほどヨロシクお願いいたします。