【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「【地球彼岸嵐】その名はプーチン」

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(「彼岸嵐」を時系列的に自然現象を追った。雲海に頼りなく浮かぶ山)

 

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(いよいよ雪が迫る)

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(ついに雪が舞い始めた)


※来た、来た、来た!やっぱりやってきた。例年3月下旬頃、道東を襲う暴風雪。当地では「彼岸嵐」と呼ぶ。南岸低気圧が列島の南を駆け抜け釧路・根室沖で爆弾低気圧に発達。モーレツな暴風雪となり道東中心に襲い掛かるっ!道東じゃお彼岸は嵐なのだ。

 

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(降り始めて数時間、積もり方は早い!)

 

※今年は18日に始まった。米大統領バイデンがプーチンを「戦争犯罪人」と罵った2日後だ。「彼岸嵐」も、ウクライナ同様、警報から始まった。当初は湿った細かい雪。が、そのうち風がびゅうびゅうと。そしてフシギなことに、夜半、風は一旦収まった。

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(枯れ木も雪の花盛りに・・)

 

※翌朝、「深々という音」と共に、大柄の雪が天から絶え間なく・・・。そして夕方からは再び風雪は強まり始める。これが止むまで、除雪は無駄、と除雪車は出動しない。家を護るには自分で掻くしかない。デッキの雪は何としても掻いとかねばならぬ。

 

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(こんな日は早く寝るしかない。準備のカツサンドで。停電になりませんように)

 

※翌朝、大雪警報は通りすぎた。太陽も顔を出し始める。が、暴風はまだ収まらない。時折、昨夜の雪が地吹雪となって襲い来る。寒い。冷たい。指先が痺れる。が、雪搔きを止めるわけにはいかない。と、そこへ除雪車が来宅。ウチの「彼岸嵐」は解決した。

 

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(前日掻いた雪の上に、無残にも新しい雪が・・)

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(太陽は出てるが、時折地吹雪が、風の道に)

 

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(埋もれた車を掘りだす。重機がすぐそばまで掻いていってくれた)

 

※ところでウクライナ兵士、避難したウクライナ国民、さらに戦闘参加のロシア兵は、どんな気持だろう?「彼岸」は向こう岸だ。一旦川を渡れば戻ってこれない!プーチンはその冷徹さ、残虐さで自国民を4000万人殺したスターリンも、狂人ヒトラーも吹き飛ばした。まさに、「地球彼岸嵐」だ。

 

附)★こんな「彼岸嵐」でも、「福」はやってくる。希望を失わず、諦めず、何とかガンバロウっ! solachiさん今年の初「福寿草」です。希望を与えてくれる花弁です。

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「リスペクト欠乏症候群」

シジュウカラやコガラ、ゴジュウカラなどの野鳥が、複雑なコミュニケーションを駆使してることは、以前当ブログに書いた。人間の耳には「ビー、ビー、チッ、チッ、」としか聞こえない鳴き声も、彼らにとっては大変に重要な情報というわけだ。

 

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(ハコヤナギの枝で餌をねだるシジュウカラ。黒いネクタイを付けてる)

 

シジュウカラなどは175もの文章を話せるというし、嘘をつくズルい奴もいるという。「鷹が来た、逃げろっ!」「餌をくれる人間が来たぞ、集まれ~っ」。そのコミュニケーション方法を解析できた人類は、失った能力を科学で取り戻したのかもしれぬ。

 

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(普段見かけない野鳥を見かけた。何だろう?)

 

※未来学者ウィリアム・ハイアムは「10年以内には犬と話すことができるデバイスが実現するだろう」と語っている。「犬や猫などのペットとの会話は、2030~2040年に実現することになる」。さすれば、こんな光景が10年後には可能になるのかも・・・

 

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(人懐こいゴジュウカラ。足元にも来る)

 

※クルルが犬のカマロに問いかける。「なんでプーチンは世界を敵に回し、しかもロシアというを国を崩壊させる危険性があるのに、ウクライナに侵攻したにゃ~?」「それはリスペクト欠乏症候群だからだワン!」とカマロ。「リスペクト要求症候群とはね、

 

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(大柄なコガラ。手の上にも留る)

 

※「オービル・シェル」(アジア協会米中関係センター所長)の説で、『これだけやってるのに自分を尊敬しない!今後も尊敬しない』・・・。プーチン習近平に共通する独裁的思考形態なんだ」!「しかも、情緒不安定かつ偏執的なんだワン」。

 

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(花瓶を枕に瞑想に耽るクルル。時々は、隣のクマ子ちゃんと遊ぶ)

 

※『西側の「大国」に自国が虐げられてきたっちゅう、被害妄想じみた歴史観に凝り固まり、その病的な認知の歪みが判断に影響を及ぼしても、誰も止められない」。多頭飼育崩壊で苦労してきたカマロの言葉は重い。「そうかぁ、まるでヒトラーだにゃ~」

 

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(どんどん近づいてくるエリちゃん。10㎝まで寄ってきたが、カッシュナッツは嫌い)

※クルルはこんなことができる10年後を想像する。「もし、猫や、犬が自分たちの意思を言葉で表現できたら、20年後には、ヒトとペットの関係は劇的に変わるだろうなぁ。そうすればオイラの魅力で「リスペクト欠乏症候群」を止めて見せるんだけど・・。

 

※あぁ早くAIがそれを可能にしないかなぁ。猫も犬も殺し合いをするまで自分の「リスペクトを求めない。だって十分にリスペクトされてるもん!でもあと10年、オイラは生きてるだろうか?それよりも飼い主が生きちゃいないだろうなぁ・・・

「拝啓、プーチン殿」

※拝啓 ウクライナで暴虐と残虐を拡大し続ける「悪魔の冬将軍」殿。

貴殿に新しい称号を捧げます!その称号は『アドルフ・プーチン』! ご推察通り貴殿とあの20世紀の狂人「アドルフ・ヒトラー」がオーバーラップするんです。

 

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(我が家には時々ミステリーサークルが出現する。「冬将軍」の仕業だろうか?)

 

ヒトラーの脳内は正常だったのでしょうか?野望は尋常だったのでしょうか?闇の中、霧の中です。貴殿の野望は、『プーチン帝国』をつくることだと専門家や評論家は指摘してます。でも、誰も貴殿の脳を割って見ることはできません。

 

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(早生のネコヤナギが咲き始めた。春の兆しだ)

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(クルルの脳内は見ることができない。が、望外の野望はないっ!)

 

※阿寒ではようやく春の兆しが見え始めました。でも、世界はいま「悪魔の冬将軍」=貴殿に結束して立ち向かうべく意を固めてます。貴殿は何をしたいのか、チョッとだけでいいので教えてくれませんか?まさか核兵器は使わないでしょうね?

 

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(立ち止まるとコガラ、シジュウカラゴジュウカラなどの小鳥が寄ってくる)

 

※また厳寒期に戻るのか、それとも春の兆しがあるのか?世界の人々は、ウクライナの勇敢な人々に感動と勇気を貰い、最大限の支援をしようとしています。そして「悪魔の冬将軍」=ルドルフ・プーチンには鉄槌を振るおうと準備してます!

 

※それでも貴殿はやりますか?【いい加減になさいっ!】との神の声は届きませんか?

「最低の冬将軍」

※3月。日脚が伸び始めようやく「冬将軍」の撤退が始まりそうだったのに、「別の冬将軍」の軍靴が響いてきた。言うまでもなく「プーチンによる暴風雪」だ。五年以上前から周到に計画された「暴風雪」だが、世界中が凍りつく破目になった。

 

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太陽光パネルも暴風と重い雪で北斎の波の如く氷が貼り付いた)

 

※2000年。クレムリンの巨大なドアから入場した大統領プーチンを見た瞬間、身体が震えた(大袈裟ではなく)。健康障害じゃない筈なのに右手を全く動かさず左手と肩だけを揺すって入場してきたのだ。こういう歩き方をする極道の大物は実に多い。

 

 

※マルコム・グラッドウエルの言う「第一感」は当たってた。その後のプーチンの独裁的行動はご存知の通りだ。その狙いも手法も、極道の縄張り拡張とそっくり。「ガン付け」から始まり、「言いがかり」を付け、力で従わせる。

 

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(別の日、朝8:00。-14℃。車のフロントガラスに貼り付いた水蒸気の結晶)

 

プーチンは「核兵器使用」まで匂わせて、世界中に脅しをかけてる。映像で観る奴さんの眼は座り、本気なことを表わしてる。2月下旬に列島を襲った「爆弾低気圧」だってこんな脅しをかけることはしない。だが残念ながらこの極道を止める手立てはない。

 

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(体育館の屋根には吹き溜まりが・・・)

 

※賞賛すべきはウクライナだ。必死の抵抗で「別の冬将軍」の進軍を遅らせてるようだ。称賛と祈り以外に何もできない自分に、無力感を感じるばかり。停戦交渉が始まるという。ぜひ、手打ち式が穏当なものになりますように。神のご加護を。

「鶴の一声」

※中学の校庭からタンチョウの鳴き合いが聞こえる。「コ~」「カッ、カッ」「コ~」「カッ、カッ」。空気を切り裂く大きな声。「鶴の一声」といわれる由縁だ。「コ~」と呼びかけるのは雄。「カッ、カッ」と答えるのが雌。絆を確かめ合うとされてる。

 

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(真ん中の幼鳥を挟んで、タンチョウ一家は中学校のグラウンドを悠々と闊歩する)

 

※タンチョウはツガイになると一生を“夫婦”で暮らす。中には「浮気」する個体もいるらしいが、“夫婦”は概ね生涯を共にするという。「ツルは千年、亀は万年」。「お前100まで、わしゃ99まで」というわけだ・・いやはや鳴き合いの話は耳が痛い。

 

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(保温のため、一本足で立つ親子・・凍て鶴という)

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(7㎝ほどの積雪だと手抜きで碁盤目に雪搔き。後は太陽さんにおまかせ)

 

※ただ、どんなに大きな声でも「鳴き合い」が聞こえない奴もいるようだ。1959年の「安保闘争中」、岸伸介は、国会を取り囲むデモ隊に対し「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りだ。私には『声なき声』が聞こえると宣うたそうだ。

 

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(どうやらコチラが父親らしい。家族の行動を見守っているみたいだ)

 

※この言葉が政治家の金言となったフシがある。自分に都合の良い声は小さくても聞こえるが、都合の悪い話は大声でも聞こえない。そうした評価は世界中に定着した。「バカものっ!民のことが第一だっ!」・・天から「鶴の一声」が降りてこないかなぁ。

 

 

「足跡」

 

※「足跡」を「あしあと」と読むか?「そくせき」と読むか?「あしあと」なら歩いた後に残る足の跡や履物の形。「そくせき」なら人生の航跡、と辞書は言う。だから、動物が歩いた跡は「あしあと」。「そくせき」とは余り言わない。

 

 

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特別天然記念物タンチョウの足跡。餌を貰いに来る)

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※極寒の雪原は、冬でも活発に活動する(活動せざるを得ない?)野生の動物たちの生けるキャンバスだ。エゾシカ、タンチョウ、キタキツネ、エゾリス・・・タヌキやアナグマ、ウサギなどの「あしあと」だらけだ。皆、正直な絵を雪原に描いてる。

 

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エゾシカやらキタキツネやらエゾリスやら・・・雪原のキャンバスは雄弁だ)

 

※流石にヒグマの「あしあと」は見かけないが、何やら正体の知れぬ「あしあと」もあって、いずれにせよ、雪原は野生動物たちの生命活動を活写する貴重なキャンバス。彼らの生態をイキイキと想像させてくれて、コロナで荒んだ心を癒してくれる。

 

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(この棒で書いたような足跡は、正体不明だ。ちょっと珍しい)

 

※そうした動物たちと違って、「足跡」を無理矢理「そくせき」にしたい輩達が、世界中にいる。アメリカでいえばトランプ。日本ではシンゾー。プーチン習近平金正恩などは、さしずめその代表例だ。「己がそくせき」を誇りたい輩といっていiだろう。

 

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(エゾシカ一家が縦隊で通り抜けていったようだ)

 

※アベシンゾーが現政権に「アベノミクス」継承を迫ってるという。また、ロシア外交でも継承圧力をかけてるという。トランプはすでに決着のついた結果に、「選挙に不正があった」と異議を主張し続け、次期大統領選出馬に向けて動き出した。

 

 

プーチン習近平金正恩に至っては、「己がそくせき」を見せるために戦争の可能性まで持ちだす有様だ。「そくせき」は、余程尊敬できる人物でない限り、見たくない。が、「そくせき」を見せたい奴は、お構いなしだ。

 

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(丸々と太ったキタキツネが姿を表した。どこで、何を食べてるんだろう?)

 

※動物は期せずして「あしあと」を残す。が、シンゾーらは、力技で「自分は正しい」、と「己がそくせき」を歴史に刻みたがる。この性癖、何とかならんかねぇ・・。世界何十億の人だって、それぞれの美しく絵になる「足跡」を刻んでるんだから・・。

「第7波は?」

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            (枯れ木に咲く霧氷の華)

 

※冬将軍が猛威を振るってる。ことに日本海側は「観測史上初の大雪」などの文字が目立つ。道東でも最低気温が連日-20℃近辺。真冬日が続いてる。加えてオミクロンの脅威にも晒されている。どうして、この時期に、このタイミングで・・・?

 

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アスファルトにポツポツ見える白い点は、神秘的に降るダイヤモンドダスト

 

※小山内恵美子著「有縁無縁」(すばる2月号)で、『ウイルスは「話、食べ、歌う」という人間の根源的交わりを断とうとしてるかのようだ。しかし、完全に断たれればウイルスも自身も滅ぶ」という。奴らは宿主が滅ぶ前に他に感染しなけりゃならない!

 

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          (窓の反射光が雪をライトアップする)

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(分りにくいが枝野先にポツポツ白く、霧氷が溶けて水滴になった水が)

 

※では、ウイルスは生物なのか?生物の定義は①体が幕で仕切られてる➁代謝を行う③子孫を残す。と言うことだそうだ。奴らはこれに当てはまらない。が、意識(悪意)をもって人間を責めているようにも思える(自分も滅びるのを覚悟で・・・)

 

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             (日差しのままに溶ける新雪

 

北京オリンピックが始まった。本来なら世界中が熱狂の渦に巻き込まれてもいい筈だが、お祭り騒ぎの裏で起こるロシアのウクライナ侵攻の脅威が気になる。どうして期を同じうして、こんなことになるんだろう。まるで、人類絶滅への挑戦のようだ。

 

※「ヒト」(サピエンス)は協力することで進化してきたという。(歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ)。が、オミクロンはすでに「非協力」による分断という「第7波」を狙ってるんじゃないか?コロナ>ヒト、の「宇宙大戦」を謀ってるんじゃないか?

 

 

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★オミクロンに意思があるという妄想がある。この妄想、冬将軍と生物及び非生物の隙間にいるようなオミクロンのせいかも。連日、真冬日にすっぽりと覆われ、思考が凍結状態になったせいかも。いずれにせよ、「あと1か月、1か月のガマンだ!」

・飯三度雪搔き三度ひと日過ぐ