町・交流・文化
『なにものだろう 地平に一条の白い煙はあがり 力強くやって来る 近づいてくる 黒い鉄の塊 この無骨なる律義者… 』 稀代の詩人、谷川俊太郎の創作に対して誠に失礼な話だが、こんな力作があったと記憶している。関沢新一の蒸気機関車写真集に載った一節だっ…
「お忙ぎのところ誠に申し訳ありません。途中駅で車両故障があったため、現在この電車は17分遅れで運転しております。お客様へご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」。 在京中の出勤時、こうしたお詫び車内放送を度々聞く。殆どの乗客…
「ワッツ!眩しやないか!何や今の光は?折角“太陽さん”出て、ウトウトしてたのに。エッ、撮影やって?何のためや?ワッツ、もう止めにせんか!人権侵害も甚だしやないか!」 「大体、ワシャここに連れてこられたのが心外なんや。 今まで一万年、いやそれ以…
さて、恒例年末イベント「餅つき」の後半である。 3臼搗き終ったところで、車の音がした。「来た!来た!」。中から若い男女が4人ゾロゾロと降りてくる。そういえば義兄さんが「今年は搗き手がいっぱい来るぞ!」と言ってたっけ。若者は義兄さんの孫と、その…
標茶(しべちゃ)の義兄さんの家に着いた。時計は6:00を指している。「ホラッ、ピッタリだ!」 土間ではすでにストーブに薪がくべられ赤々と燃えている。臼も杵も準備万端、年末恒例のイベント「餅つき」はスタートの合図を待つばかりだった。 このイベント…
釧路市の動物園関係者のみならず、若い親達も複雑な思いに囚われてる。というのも動物園が繁殖を目指して同居させてた人気者のホッキョクグマが、DNA鑑定と触診の結果、両方ともメスと判明したからだ。 釧路市動物園は、日本で唯一「シマフクロウ」の飼育や…
今日は老人福祉法で定める“老人の日”だ。移動祝日の“敬老の日”とたまたま重なった。“軽老の日”ではない!あくまで“敬老の日”である。昨夜の“仲秋の名月”がそのまま朝に移行した如きいい天気だ。空気が澄み切ってる。 だが、カラダが重い。一昨日から続いてい…
いやあ、嬉しかったなあ。この五月から細々と続けてきた活動が、ようやく一昨日8月19日付の北海道新聞に取り上げられた。「クヌギのドングリ苗木オーナーになっていただけませんか?」という呼びかけの記事を北海道新聞が掲載してくれたのだ。恥ずかしながら…