【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 道しるべ、 「イヌシュク」(友愛、友人) !

寝不足、である。別にバンクーバーのテレビ観戦に明け暮れてるわけじゃない。
だが、妙にコーフンしていて寝つきが悪い。しかも朝は4時には目が覚める。(写真は朝7:00のもの)

もしかしたら、バンクーバー・オリンピックという、スポーツの祭典が発する波動が海を渡ってきてるのかも知れぬ。
北海道新聞に、スキー競技の主会場となるウィスラー山頂の巨大石像「イラナーク」(リンクでご覧ください)の素晴らしい写真が掲載されてた。カナダ北部の先住民族イヌイットが、道しるべとしている「イヌシュク」(友愛、友人)を現代風アートにしたものだという。
著作権の関係上掲載できないが、このことは、ストーンヘンジのような巨石文化がカナダにもあったことを伝えてくれる。(公式エンブレムの鳥居マークみたいなカタチのロゴ、「京」の字のようにも見える)
彼らは、自然と融合して生きることを旨としてきた。その意味では、北海道の先住民族アイヌ」も同じである。それどころか、アイヌイヌイットには何らかの共通のものがあるとも思える。DNA鑑定で何か証明できるものがあるかも知れない。

ま、それはそれとして、先住民族には大抵の場合、生きる根源に神がいる。
人間はそのいろいろな神に抱かれて生きてるにすぎない。だから、神に、そして自然に畏怖と感謝を忘れない。
ついこの間まで、日本人だって八百万の神に感謝して生きてきたはずだ。しかるに、現代人は何を忘れてしまったのだろう。
漫才師の三球・照代じゃないけど「そんなこと考えると、一晩中眠れなくなっちゃう!」のだ。
バンクーバーオリンピックは、確かにこれまでのオリンピックとは何かが違う!これからの道しるべが隠されているような気がしてならぬ。予感が当たるといいんだけど・・・。