【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 キノコシーズン到来!

この数日、ノロノロ台風12号の影響でかなりの量の雨と強風が続いてる。コスモスも雨と強風に弄ばれ、頭を垂れてしまった。こういう日は誰もが鬱陶しいようだ。体調の不具合を訴える人が多い。

(ひたすら風の通り過ぎるのを待つように風下を向いてる)
だが、チョッとした元気をくれるものもあった。キノコの初物を発見したのだ。一体何のキノコだろう?図鑑を繰って調べたが、よく分からない。
そういえば2年ほど前、義弟とキノコ採りに行き、採集したキノコをキノコ汁にしたことがあった。同居人と3人で自然の恵みを堪能した。
おおいに盛り上がった翌朝、宿泊してたはずの義弟がいない。義弟の車もなかった。慌てて義弟の家に電話したところ・・・帰宅してた。

(ハコヤナギに生えてるのだが、ヤナギマツタケじゃない)
「当たった!」と電話口の向こうで彼は言った。「身体が痒くて、痒くて堪らない。で、夜中に帰ってきた!」ウチでは2人とも何ともなかった。
この話は、親戚中で今も話題になる。腐った鰯さえ消化してしまいそうな義弟の胃袋に何が起こったのだろうか?
あまり外泊したことのない義弟、「きっとホームシックに掛かった」と言うのが親戚中の評価である。

(地面からも盛んに顔を覗かせてるが、食するのはチョッと怖い)
で、このキノコをどうしようか?キノコ汁にして、誰かを招待しようか?
招待客がモリモリ食べるのを30分ほど見てる。何でもなけりゃ、自然の恵みに感謝して押し頂く。
いや、不遜なことは考えまい。食するのは知ってるキノコだけに留めよう!何れにせよキノコシーズンの到来だ!これはこれでウレシイ!
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