※「全米遊び研究所」精神科医のスチュアート・ブラウンは言う。「”睡眠不足”と”遊び不足”の間には生物学的な相似があると言って差し支えないだろう」・・・遊びに対する欲求は、食事や睡眠、セックスと同じくらい根元的なものらしい。(NW10/3日号より)
(クルルはすでにオトナだが、この子に睡眠不足は決してない)
※「遊びは様々な生物でも観察され、犬やハムスター、サルや爬虫類、タコに魚、果てはクマバチやクモを対象にした研究からも多くの知見が得られている。遊びは動物にも人間にも満足と快楽をもたらす」(同誌”仕事とメンタルを大人の遊びが救う”より)
※子猫はきょうだいで取っ組み合い、転げまわる。子犬は人が投げたボールを嬉しそうに撮ってくる。人間だって「遊びは子供の仕事」と言われるぐらい遊びが好きだ。だがウクライナやガザなどからは、嬌声の代わりに悲痛な叫びが聞こえてくるばかり・・・
(遊び上手だが、興味の湧かない遊び相手もある。鳥類は大好き、ネズミは興味なし)
※遊びが発達途上の脳に深く関係することは、ヒトを含む動物実験で実証されてるようだ。結論から言えば「遊びを失った子供達は社会性をも失う。その子供たちがそのまま成長すれば、社会性や創造力、協調性の希薄な大人が社会の担うことになる」
(鹿除けネットをようやくセットできた。いやいやながらではなく遊びの気分でやったら意外と楽しかった)
※コロナ禍以来各地で勃発する戦争や紛争、分断など、憎悪の嵐が世界を包囲してる。だからこそ「遊び」が大切なんじゃないか?勤勉な日本人は「遊び人」を嫌うが、遊び心が新しい価値やテクノロジーを創造することもある。「遊ぶ門には福来る」だ。