【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

脳の芯に届く広告がある。

広告やコマーシャルを見ない日は殆ど無いと言っていい。
しかし、この夥しい量の広告情報は、
受け手にどれだけ覚えられているだろうか?
昔から永遠のテーマだった。
だが間違いなく深く届く広告もある。
その代表は、何と言っても
フォルクスワーゲンの広告と言っていい。
このユーモアにあふれる一連の広告キャンペーンは、
大きさをステータスとするアメリカ人に
価値の転換を提案した。商品と広告で反逆したのである。
コスト、燃費、安全性・・・どれをとっても現代の問題だ。
さらに驚いたのは、この広告キャンペーンが、
すでに予約者に向けて行われたと
紹介者の西尾忠久氏(id:chuukyuu)に聞いたときだ。
なるほど。納車される頃には予約者は、
熱狂的なビートルファンになっている筈だ。
つまり脳の芯まで、広告が届いたのである。
北海道の一本道を走っているビートルを見る度、
ビートルファンになっている自分をも見つける。