【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 人生の達人!

子供の頃、エスキモーの家は、氷のブロックを積み上げたものと思ってた。そういう家を、当時の漫画がいかにも楽しげに描いていたからだ。

だが、まさか町内でそうした記憶を鮮やかに蘇らせてくれる光景に出会うとは思わなかった。
写真は氷ならぬ雪をブロック状に固め、積み上げた雪の塀である。出会った途端、思わず笑ってしまった。
雪掻きにヘロヘロになってる自分と比べて、何というユトリだろう。雪で遊んでるのである。密かに愉しんでる家主の遊び心が見える。多分、ニヤリとしてるだろう。何だかホンワカしてきた。
こういう人を「人生の達人」と言うのであろう。
それにしてもこの雪のブロック、どうやってこさえたんだろう?
・雪煉瓦馳走あげたき名人芸
札幌の雪祭りに出展したくなるほどだ。