【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 2006年10月20日!

トラックの到着を待ってた。快晴だった。
ボイラー、ストーブの使用法について業者からブリーフィングを受ける。「コーフンしてるせいか、頭に入らない!」と当日の日記にはある。

(枝一杯にオンコの実。果実酒にする。引越し当時はまだなかった)
10:00。予定時間にキッチリとトラックが到着。ティーシャツの引越しスタッフが総勢6名、バラバラと飛び降りてきて荷物の搬入が始まった。かなり暑い!20℃はあるだろうか、汗が滴り落ちる。
異常発生したらしい天道虫を追い払いつつ一時間半。搬入は終わった。そして“阿寒・東京二拠点生活”がスタートした。付けた事のない日記を一年間書き始めたのもこの日からだった。
それから5年、いろいろなことがあった。
甥っ子や姪っ子は次々と結婚して、子を設けた。そして、次々と家を建てた。
移住生活の師匠として、雪掻き、草刈、雪道運転、山菜採り、鹿狩りなど、さまざまな技術指導をしてくれた義弟クーサンは、先日逝去した。もう一人の義弟、タケチャンは定年退職して、畑仕事に精出すようになった。

(コチラは5年前にもあったモミジ。当時より随分大きな木になった)
2011年10月20日、昼間は5年前と同じように暖かくなりそうだ。だが、昨日も今朝も、霜が降りた。冬はすぐそこまで来てる。
この冬をどう越すのか?いや、それよりこれからの5年間、世界情勢や社会情勢は別にして、個人的にどんな行く末が待ってるのか?
それがどんなものだか想像出来ないところに、人生の面白味があるのかもしれない・・・。
★書き込みをドラッグすると文字がスミに変わり読みやすくなります。