【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 3つの”tion"を満たしてるかっ?

 拝啓 アベ政権支持者各位

 道東では「紅葉の季節」になりました。と言っても、この紅葉は落葉のために色づく秋の紅葉とは違います。 光合成ができるようになるまで初夏のホンの短い間、木が持つ元来の色素(赤や黄)が見える現象で、「春紅葉」[はるこうよう]と呼ばれています。

  (裏のミツバと山ワサビ(ホースラディッシュ)。手入れしてないからもはや藪、でしかない!)
 
 実は、この現象は植物と太陽が織りなす絶妙のコラボレーション。植物にはココロなどあるワケがないと思っている方、観方に依れば、カエデやブナ、ヤマザクラなど、沢山の木々が願う成長のエモーションとは言えないでしょうか?


(ヤマザクラの「春紅葉」。大体2週間ほどで終わり濃い緑になる)
 ところで「人間を、人間たるものにしている」ことに3つの“tion”があると言われています。“コミュニケーション”(comunication)、“イマジネーション”(imagenation)、“クリエーション”(criation)の3つです。


(「春紅葉」では、サクランボと同居状態も見られる)
 不幸にして障害をもつ方々を除いて、このうちひとつの“tion”を欠いても、人間らしく生きられます。2つを欠いても何とかスレスレの低空飛行で飛ぶことは可能でしょう。でも、3つのすべてを欠いてしまうとどうでしょう…。かなり欠陥があるということになりませんか。

 さて、現政権は『人間を、人間たるものにしている』この3つの要件をすべて満たしてと思いますか?辛くも1つは…でしょうか?それとも…無しッ!ですかっ?そしてその政権を妄信して支持してるあなたは…? じゃぁお前はどうか、ですって?モチロン不支持ですっ!

そうそう、思いだしました。“イミテーション”(imitation)という“tion”もありましたっけね。補足追加しておきます。敬具

★今日は全国的に夏至っ!でも阿寒じゃ本当の夏至は過ぎちゃった。あとは冬至に向かってまっしぐら。この季節に安保法案をあれこれ考えるのは実にシンドイッ!