【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

あなたは最近「○○」ことありますかっ?

※新聞の投書欄にそんなタイトルを見付けた。思わず「グッ」と詰まってしまった。「○○」の文字とは・・・・「感動した」だったのである。
※一生懸命最近の出来事を捜してみる。脳、行動、世界の出来事などを探索する。が、腹立たしいことや疑惑ばかりで、該当する記憶は“ゼロ”だった。う〜む、何たることかっ!

(彩雲を見たのは二度めだ。前回はもう少し濃かった)
※そう、これまでなら相撲や冬季アジア大会など、スポーツ観戦には一喜一憂したもんだ。ハラハラドキドキして観戦してたもんだ。観戦後はぐったりと疲れたもんだ。
※が、いまは観たいとも思わなくなった。気力や欲がないのである。「結果は、明日新聞で見ればいいや」。どうやら“無気力ビールス”に侵され始めたようだ。

(虹色に色濃く輝く彩雲もあるという。単なる気象現象と言うが、神秘的だ)
※「これじゃいかんっ!」とは思うのだが、何とも思うようには行かない。猫も遊び疲れて爆睡してる。ほ〜〜と、空を見上げてた。とっ、奇跡が起こった。
※感動が宙から落ちてきたんである。青空を渡りゆく雲が幽かに色がづいてるっ!“彩雲”。西方極楽浄土から阿弥陀如来が菩薩を随えて、やってくる五色の雲である。
※「少し薄いけど、いや、ラッキーっ!そうだ、人類の感動の素は自然じゃなかろうかっ?ならば、ある、ある」。自然に包まれて生かされてる今が、感動の時だっ!」


(裏山の樹も彩雲に幸多き今年を祈ってる)




★今日で2月もお終い。なんだか日差しがずいぶん伸びてきて、冬将軍の一時の勢いが削がれてきたような気がします。原理主義者たちの勢いも少し衰えればいいなぁ、なんて儚い期待をしちまいます。