【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「成長論」Vs「劣化論」

 

北国の春は、おっそろしく速いスピードで成長する。この間頭を出したばかりのフキノトウは、はや立ちあがり、花を開いた。お馴染みのアイヌネギ(ギョウジャニンニク)も、落ち葉を貫いて地中から飛びだしてきた。

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(生のエネルギーに溢れてる。ぐんぐん成長する)


 

※しなやかで若い生命が伸び伸びと躍動する姿を見るのは、ワクワクする。これが「成長を見守る」ということだろうか。

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(お馴染みのアイヌネギ。先日の史上最速26.5℃の気温に誘われて一気に吹きだす)
 

※ネコにも恋の季節が訪れた。ウチの庭を何匹ものネコが頻繁に往き来する。中にはウチのクルルと兄弟みたいにそっくりさんもいる。「あぁ、自由でいいなぁ」。クルルは切歯扼腕、地団太を踏みながらそれらのネコを家の中で追いかけてる。

 

※こうして春は伸びやかに初夏に向かって成長してくのだが、一方、「成長」どころか「退化」「劣化」してるものもある。民主主義だ。

 

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(立ちあがるクルル、その目の先には)

 

※21日に行われた第19回統一地方選の後半戦、北海道では5つの市で無投票当選が決まった。町村長選では45%が、町村議会では25%が無投票当選。8市町村では定員割れとなった。投票率50%超えは極めて稀!おいおい、本当かよっ。釧路は史上最低の投票率だった。明らかなる「退化」と「劣化」である。

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(カラスが30cmに寄って来てもクルルのそっくりさんは睨みつける。貫録だ)

 

※これは何も北海道に限ったことじゃない。全国でも投票率は回を重ねるたびに低下傾向にある。「関心がない」とか「分らない」とかで済まされる問題じゃないっ!

 

 

※国際ダイヤモンド価格はデビヤーズの4人の幹部が決めると言われる。北朝鮮じゃ金正恩がほとんど一人で、アメリカでもトランプの意向が頑として、そし日本じゃシンゾーの「ご意向」と「忖度」で元号や新札発行、消費税実施の可否まで決まる。

 

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(エゾヤマザクラ、少し蕾が膨らみ始めた。開花予想は5月14日)

 

※我々はこの「退化」と「劣化」を見届ける歴史証人となっていいのか?チコちゃんは言います。

 

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ヒヨドリが世の中の不正を見つめてる)

 

※『ボーっと生きてんじゃね~よっ!【経済成長】をアベノミクスと称してトクトクと語るんなら、【政治成長】も身を持って示しなよっ!民主主義の「劣化」はあんたがたシンゾー政権に最大の責任があるんだからねっ!』

 

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※「チコちゃん、さすがですねっ、「民主主義」と「民衆心理」、そして政権の関係をよく知ってますねぇ」・・・「お褒めをどうも。でもこの位のこと、5歳でも皆知ってますよ、知らないのはオトナだけですねっ」